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□イラクで米軍空襲が顕著に増える [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view?.date=20060321&.utc=1142920594
2006年3月21日(火)
イラクで米軍空襲が顕著に増える
サマッラとその周辺で展開されている米軍とイラク軍の<オペレーション・スウォーム>。これが2003年のイラク侵攻以来の大規模空軍作戦だという米軍発表は、どうやら誇張であったようだ。しかし、ヘリ50機、車両200台を動員しての大規模な掃討作戦であることには違いなく、レジスタンス戦士ではなく、一般市民の相当数がその犠牲をこうむっている。
このことについては、イラク・レジスタンス・レポートの3月17日以降の記事が詳細を伝えている。
今回紹介するのは、このこととは別に、米軍による空爆作戦自体は顕著に増加しているというレポートである。<U.S. military airstrikes significantly increased in Iraq>というタイトルで、ナイトリッダー紙(米国)のトム・ラスター記者が書いている。
そのレポートによると、ここ5ヶ月のあいだに、米軍はドラマティックに空襲を増加させてきたというのだ。この戦術の変化は、依然として強力であるレジスタンスに対処するか、その米軍の作戦方針を反映しているという。
米軍の統計によると、この5ヶ月間の空爆と空からのミサイル攻撃は、昨年同時期の1・5倍になる。ナイトリッダー紙のこの指摘は、米空軍の高官によっても確認されたものだ。同様に、空爆対象となった都市の数も、昨年同時期より増えている。昨年空爆をおこなった都市は、ファルージャなど7市であったが、今年は少なくと18の都市が空爆を受けている。
ベトナム戦争から米軍が敗退する前、米軍が空爆対象範囲を広げたことを想起させるものでもある。
作成者 山本史郎 :2006年3月21日(火) 14:56 [ コメント : 0]