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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/03/19
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107079978?page=1#107079978
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/03/21 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
米軍はサマッラ攻勢を続ける US SAMARRA’ OFFENSIVE CONTINUES
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年3月19日付
◇二日続けて米軍は赤新月社の救援を阻(はば)む
◇サマッラ近くの村民が真実を伝えぬ政府系TV記者を殴る
◇親米シーア派勢力と米軍が数百人を拘束
◇ドルイヤ: レジスタンスの攻撃で米兵5人死亡
◇カルバラ: シーア派巡礼地で不可解なロケット弾爆発
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□イラク・レジスタンス・レポート 3月19日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 19 March 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0306/iraqiresistancereport_190306.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ハディッサ: 農地の道路脇爆弾で米兵2人死亡
◇ハバニヤ: 米空軍基地をレジスタンスが砲撃
◆バグダッド Baghdad
◇リドワニヤ: ハイウェイ脇の爆弾で米兵死亡
◇ドーラ: レジスタンスの爆弾が内務省治安部隊を襲う
◇バイヤ: レジスタンスの爆弾で治安部隊2人死亡
◇ガザリヤ: レジスタンスの爆弾が米軍車列を襲う
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆二日続けて米軍は赤新月社の救援を阻(はば)む
For second straight day US forces on Sunday prevent aid from Red Crescent
赤新月社とアラブ首長国連邦の人道団体が地元住民に救援物資を届けるた
めにサマッラ一帯と南および西の隣接地域に入るのを、米軍は19日に二日
続けて拒否した−−イスラム・メモが19日午後4時30分(メッカ時間)
の速報で伝えた。この地域はイラク・レジスタンスの活動家を含む地元住民
に対する米軍の大規模攻勢の標的にされている。
救援任務に同伴したイラク赤新月社の幹部であるフィルドス・アル・イバ
ディ医師は、「占領軍は私たちがその地域に入るのを阻んだうえ、その理由
は何も説明しなかった」と話した−−イスラム・メモの通信員がレポートし
た。彼女(医師)は、「私たちが都市の破壊状況を見るのを恐れているのだ
ろう」と語った。
フィルドス医師は、20日には米軍から許可がでるかと希望を抱きながら
も、彼女と赤新月社の救援チームは19日の夜もサマッラの外で足止めされ
るだろう、と話した。
◆サマッラ近くの村民が真実を伝えぬ政府系TV記者を殴る
Villagers beat up “disgusting” reporter for puppet government TV station
who “did’t tell the truth”
イスラム・メモは19日午後4時30分の速報において、サマッラ市近郊
に位置するバナト・アル・ハサン村の住民が傀儡(かいらい)政府系のアル
・イラキーヤTV特派員を殴ったと報じた。政府系TV記者への暴力場面を
目撃していたイスラム・メモ通信員は、村人が男も女も政府の提灯(ちょう
ちん)持ちである記者アリ・ムフシンの頭を血が出るまで雨のようにクツで
叩(たた)いたと報じた。彼らは記者のカメラを叩き壊し、米軍の検問所に
逃げ込んだ彼を地域から追い払った。
イスラム・メモ通信員は、傀儡政府系TVの記者を殴った村人とこのでき
ごとについて話した。「あの男の報道では、嫌な記者が私たちを羊の群れの
ように撮影し、『テロリスト』呼ばわりした。あいつは真実を語らなかった
から、懲らしめられて当然だ」と村人は言った。さらに、「私たちが彼の身
柄をレジスタンス戦士に引き渡そうとしたので、神が彼を守ったのだろう。
戦士たちは彼を懲らしめることにした」。
◆親米シーア派の治安部隊と米軍が数百人を拘束
US troops, backed by pro-US Shi‘i sectarian forces, make hundreds of arrests
米占領軍はイラク内務省の治安部隊マガウィルと一緒になって、19日、
サマッラ周辺の住民に対する攻撃を続け、ドルイヤ市とワディ・ハムライン
市ならびに、サマッラ市と近郊の村で大量拘束をおこなった−−イスラム・
メモが19日午後2時55分の速報で伝えた。
サマッラのイスラム・メモ通信員は次のように報じた−−米軍は144人
の男たち(少年と老人を含む)のほか33人の女性を19日朝の数時間に連
行した。拘束された者は傀儡イラク軍の第1旅団司令部に閉じ込められた。
それは3年前の米軍侵攻までは軍事工場だったサラハッディンの施設に設置
されたものだ。
自分自身が拘束されるのを逃れるためにサマッラを離れていたブダイリ部
族の長であるムハンマド・アッ・ヂヤブ師は、米占領軍が彼の娘を含む多数
の女性を連行したことを確認した。彼はイスラム・メモの取材に、「占領軍
側に寝返ったシーア派の裏切り者が、アメリカ軍に、もしこの街で1人の男
を捕まえたいなら、その妻か娘、あるいは姉妹を捕まえることだ。そうすれ
ば相手は頭を下げてくると告げ口をしたんだ」と話した。
この部族長は、連行された女性たちは皆、レジスタンスに参加していると
言われる男の縁者で、彼らは今回の作戦で米軍につきしたがっている親米シ
ーア派至上主義の民兵から名指しされた、と語った。
通信員は同じ情報をサマッラの地元関係者から得ており、その情報源は治
安部隊メンバーが女性と一緒に子どもたちも連行しているとつけ加えた。
◆ドルイヤ: レジスタンスの攻撃で米兵5人死亡
Five US troops reported killed in Resistance attack in ad-Dulu‘iyah
イスラム・メモは19日午後12時50分の速報で、サマッラの南東ドル
イヤ地域でイラク・レジスタンスと米占領軍の間に、19日の夜明け頃、激
しい戦闘が勃発したと報じた。
イスラム・メモの通信員はドルイヤで目撃していた住民の話として、戦闘
は約2時間続き、中・軽量の武器とパイプ・ロケットで武装したレジスタン
ス戦士が米軍車列を襲撃して始まったと伝えた。米軍装甲車1台とハンビー
2台が戦闘で破壊され、米兵5人が死亡、6人が負傷したと報じた。
戦闘のあと、アメリカ兵は夫婦と子どもで構成させる一家族全員を含めて
6人の無実の一般市民を殺害した。
◇ティクリート: レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡
◆カルバラ州 Karbala’ Province
◆カルバラ: シーア派巡礼地で不可解なミサイル着弾
米・英がイラクで宗派間紛争を引き起こそうとしている時
Mysterious rocket explodes near Shi‘i pilgrimage site
as US, UK continue efforts to spark sectarian conflict in Iraq
先ごろ、シーア派巡礼地であるアル・フサイン・イブン・アリの墓地から
約1キロの地点に、カチューシャ(ミサイル)が着弾した−−イスラム・メ
モが19日午後12時5分の速報で報じた。
イスラム・メモの通信員は、最初この攻撃で死傷者が出たと言われたが、
その後になって傀儡政府は犠牲者は出なかったと発表した。
イラク・レジスタンスの攻撃は明確に占領軍あるいは武装勢力または米国
が樹立した傀儡政権の高官または協力者に的をしぼっているのと対照的に、
今回の攻撃はシーア派およびスンニ派の宗教施設に対する一連の不可解な攻
撃と同様、一般市民のみを狙ったものである。
イラクを民族と宗教で分割しようとする計画を達成するために、米・英は
イラク国内でセクト的な内戦を引き起こすことによってイラクでの失敗のツ
ケを払おうとしており、このような不可解な攻撃はその米・英の策動の一環
だと広く受けとめられている。
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: 2個の爆弾が傀儡警察を襲う
◆バビル州 Babil Province
◇ラティフィヤ: 国家警護隊の車列をレジスタンスが待伏せ
◆タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: レジスタンスの爆弾が警察を襲う
◇モスル: レジスタンスの爆弾で米兵3人が負傷
◇ 同 : レジスタンス戦士が傀儡警察を待伏せ
◇タルアファル: レジスタンスの自動車爆弾が米兵を襲う
◆ディカル州 Dhi Qar Province
◇ナシリーヤ: 高性能の道路脇爆弾でイギリス兵4人死亡
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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