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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/03/18
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107074636?page=1#107074636
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/03/19 (日)
※ きょう紹介する主な内容 ※
米軍はサマッラ攻勢を続ける US CONTINUES SAMARRA’ OFFENSIVE
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年3月18日付
◇米軍は作戦地域を拡大、南はドルイヤ、西はサルサルへ
住民数百人を拘束/傀儡兵とシーア民兵がテロと強盗
◇バドル旅団の数百人が米軍に従ってサマッラへ
宗派間の内戦をあおる米軍の作戦意図が貫かれる
◇ジャラブ村のブービートラップで米兵4人死亡
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□イラク・レジスタンス・レポート 3月18日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 18 March 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0306/iraqiresistancereport_180306.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇カイム: 米軍がシリア国境沿いに展開
◇カイム: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◇ファルージャ: 道路脇爆弾が米軍車列を襲う
◇ 同 : レジスタンスの爆弾で米兵負傷
◇ 同 : レジスタンスが米軍基地にミサイル、17日夜
◇ハバニヤ: 米軍に雇われたイラク人通訳が殺される
◇ラマディ: 道路脇爆弾で米兵死亡
◇ 同 : 車を運転中に有力部族長が撃たれ死亡
◇ヒート: 米軍基地への給水パイプをレジスタンスが爆破
◇アブグレイブ収容所近くで狙撃手が米兵を射殺
◆バグダッド Baghdad
◇拷問で殺されたスンニ派住民7人の死体発見
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇米軍は大量拘束後に作戦地域を拡大、ドルイヤとサルサル方面へ
US forces expand area of operations south towards ad-Dulu‘iyah
and west towards ath-Tharthar, after arresting hundreds of local people
イスラム・メモは18日午後8時の速報で次のように報じた−−米軍はサ
マッラ周辺での作戦範囲を南はドルイヤ方面と西はサルサル方面、そしてさ
らにファルージャ方面へと広げている。サマッラの西と南へ向かう米軍の大
車両部隊が目撃された。
サマッラのイスラム・メモ通信員は、サマッラ市周辺のすべての村、町、
農村地域が米軍兵士に襲われ、地元住民数百人が拘束されたと伝えた。
襲撃と大量拘束のあと、米軍は彼らの身柄をイラク傀儡(かいらい)軍と
内務省治安部隊に渡したが、これらの部隊の多くは親米シーア派の宗派至上
主義者バドル旅団のメンバーである−−同通信員がレポートした。通信員は
また、傀儡軍はその後も虐待、はずかしめ、盗みなど住民に対して「好き勝
手」に振る舞っている。
◆バドル旅団の数百人が米軍に従ってサマッラへ
宗派間の内戦をあおる米軍の作戦意図が貫かれる
Hundreds of Badr Brigade gunmen deployed alongside US forces in Samarra’,
keeping with US aim of launching sectarian civil war in Iraq
イスラム・メモは18日午後2時55分の速報で次のように伝えた−−サ
マッラ北側と南がわの入り口に駐屯するイラク傀儡軍の関係者は、親米シー
ア派のバドル旅団その他の民兵350人がサマッラ住民への米軍攻勢に参加
していることを確認した。
イスラム・メモの通信員は、宗派主義の民兵は傀儡・内務省治安部隊マガ
ウィルの制服を着ており、この地域の町への攻撃に「合法性」を付与する錦
の御旗としているとレポートした。
今日(3月18日)バグダッド北方の現場に到着したイラク赤新月社とア
ラブ首長国連邦の人道団体の関係者は、イスラム・メモの取材に対して、マ
ガウィルの制服を着てはいるが『ヤ・フサイン』とシーア派のスローガンを
書いたバンダナを着けたヒゲの男たちが、サマッラ周辺の村々に入っていっ
たと話した。
シーア派至上主義の勢力が2月22日にサマッラ市で発生した聖廟爆破に
「報復する」つもりなんだと考えられている。スンニ派の宗教指導者は満場
一致で聖廟爆破事件を非難しており、それはイラクに宗派間の内戦を引き起
こすことを狙った占領軍の仕業だと広く受けとめられている。同様に、シー
ア派が優勢のテヘラン(イランの首都)で開かれた大集会は、シーア派聖廟
爆破に責任があるとしてイギリスを非難した。だがイラクの親米バドル旅団
は、彼らが同行しているアメリカ軍を好いていて、米・英占領軍から命令を
受けている。
◆サマッラ周辺の村人は着の身着のままで逃げ出す
Families in villages around Samarra’ flee with only the clothing on their backs
サマッラ周辺で米軍が攻勢を集中しているジャラブ、ミル、ワディ・ハム
ライン、ブ・ハドゥ村の数十家族は、残忍な米軍の爆撃から逃れようと、南
西のファルージャ方面へ逃げている−−18日午後1時30分の速報でイス
ラム・メモが伝えた。
イスラム・メモのサマッラ通信員は、逃げだした家族はあるいは車で、あ
るいは徒歩で避難をつづけている。老女や妊婦のなかにはロバに乗せられた
者もいるが、全員が米軍の大規模な破壊作戦から逃れようと移動している。
米軍攻勢からの緊急避難のなかでは、彼らは着の身着のままであり、アメリ
カ軍が攻撃目標としている自宅から所持品を持ち出すひまさえなかった。
18日午後2時25分の速報では、イスラム・メモのファルージャ通信員
が、送稿時点で、サマッラ周辺への米軍攻勢から逃れてきた73家族がファ
ルージャ北方のサクラウィヤとアズラキヤ地区に到着したと伝えた。
避難家族が到着し始めると、現地の住民はただちに緊急協議を開いたとイ
スラム・メモが伝えた。ユヌス・アッ・ドレイミ師は、イスラム・メモの取
材に対し、避難家族は預言者ムハンマド(モハメット)がマディナの人々を
処遇したのと同じやり方で迎えられるだろうと語った。ファルージャの北と
東の郊外に住む者は誰もがサマッラから来た1家族を世話し、彼らに住む場
所と衣服を与えている。
ファルージャの通信員は、現地の人々が羊(ひつじ)を料理して避難民家
族を歓迎しており、住民全員が自分たちの家屋内に休息の場を設けた。
ドレイミ師は、米軍攻勢から逃れてきた他の家族を迎えるために住民が車
で出かけていったと話した。チグリス川の支流近く、砂漠のなかの道路には
まだ避難中の家族がいると彼は言った。
◆ジャラブ村のブービートラップで米兵4人死亡
Booby trapped house in al-Jallab village explodes reportedly killing four US troops
サマッラの北約15キロに位置するジャラブ村の郊外で、先ほど、爆発物
を仕掛けた古い粘土造りの家が多数の米軍兵士を襲うように爆発した−−イ
スラム・メモが18日午前11時35分の速報で伝えた。
その民家は米兵4人が中に入ったときに爆発した−−イスラム・メモの通
信員が地元目撃者の話をレポートした。
村人たちの話では、米軍は古い家の瓦礫(がれき)を取り除いて4人の兵
士の遺体を運びだし、占領軍が終結しているサマッラ市北側に軍用車両で搬
送した。
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇ミクダディヤ: 米兵4人がレジスタンスの爆弾で死亡
◆バビル州 Babil Province
◇ラティフィヤ: レジスタンスの爆弾が米軍輸送車列を襲う
◇マフムディヤ: レジスタンスが米軍司令部を砲撃
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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