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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/03/12 バスラで再びイラク人に変装した英兵が爆弾を仕掛ける
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107065372?page=1#107065372
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集＆発行 山本史郎／イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/03/16 (木)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート ２００６年３月１２日付
◇サドル地区の爆発事件で占領軍に新たな疑惑浮上
◆バスラ： イラク人に変装した英兵が爆弾を仕かける
◇ハリディヤ： レジスタンスの爆弾で米兵３人死亡
◇爆弾が米軍車列を襲ったあと米兵が１５歳の少年を逮捕
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□イラク・レジスタンス・レポート ３月１２日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 12 March 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0306/iraqiresistancereport_080306.htm
◆バグダッド Baghdad
◆サドルシティーの爆発事件で占領軍に新たな疑惑浮上
Bombs arousing suspicions of renewed efforts by occupation
９日にバスラ市でイラク人の服装をしていたイギリス兵がスンニ派政党事
務所を爆破しようとしていたところを逮捕された（原注：次のバスラ市の記
事を参照）あと、１２日にはバグダッドのシーア派居住地で一般市民を狙っ
た爆弾が破裂し、そこではイラクに宗派間の紛争を起こそうとする米・英占
領軍に新たな策動が浮かび上がってきた。
アルジャジーラＴＶはバグダッドから、１２日午後、バグダッドのサドル
シティーにある２つの市場で２台の自動車爆弾が同時に爆発し、少なくとも
３５人が死亡、９０人以上が負傷したと報じた。
サドルシティーにおける１２日の市場爆破のような一般市民への攻撃は、
イラクに宗派主義の争いを起こさせてイラクでの失敗を穴埋めし、民族と宗
教によってイラクを分割しようとする米・英軍の仕業の一環だと広く受けと
められている。
その爆発事件のあと米国が設置した政権に忠実な民兵によって凄（すさ）
まじい宗派至上主義の暴力が吹き荒れたが、いつものように米国系報道機関
と政府高官が宗派間の内戦を「警告」する大合唱をおこなったにもかかわら
ず、宗派間の内戦に火をつけることに失敗した。
１２日のＡＰ報道によると、サマッラの聖廟爆破事件のあと内戦を起こそ
うとして失敗したあと、米軍アビザイド司令官は３月４日に確信をもって、
さらなる宗派主義の暴力が生まれつつあると断言した。
イラクをスンニ派アラブ、シーア派アラブ、クルドの三つの国に分割しよ
うとする考えは、２００３年１１月２６日付のニューヨーク・タイムズの記
事『The Three-State Solution』のなかで定式化された。
米軍はイラクをコントロール下に置くことに失敗したあと、米・英の支配
層が中東地域におけるアメリカとイギリスの利益を確保するため替わりの戦
略を検討したさい、イラク分割案が新たな装いで再浮上してきたのだ。
◆バスラ州 Al-Basrah Province
◆バスラ： イラク人に変装した英兵が爆弾を仕かける
British soldiers disguised as Iraqis try to plant bomb
イラク南部の都市バスラの傀儡警察はイラク人に変装したイギリス兵３人
を逮捕した。彼らは米軍に協力するイラク・イスラム党（イラク・ムスリム
同胞団を基盤に米国の占領後に結成されたスンニ派の政党）のバスラ本部近
くで爆発物を仕掛けようとしているところだった。クドス・プレスのバスラ
特派員によると、この逮捕は２００６年３月９日夜におこなわれた。
イラクの治安機関関係者は、イラク警察のパトロールがイスラム党事務所
近くで爆発装置を仕掛けている３人を逮捕したと発表した。３人を尋問した
結果、彼らはアラブの衣装をまとったイギリス兵だったことが判明した。こ
の情報提供者は、さらに、「イギリス軍が３人のイギリス兵を捕らえていた
イラク人たちを逮捕した。イギリス軍は（逮捕されていた）同僚兵を釈放し
たが、イラク人パトロール警官をイギリス軍の拘束施設に入れた」と語った
−−クドス・プレスが伝えた。
この事件は同じくバスラで発生したできごと−−イラク人に変装したイギ
リス兵が２００５年９月１９日にシーア派の施設に爆弾を仕掛けようとして
地元警察に逮捕された−−を思い起こさせる。
スンニ派またはシーア派の一般市民を攻撃目標にしたこのような事件は、
イラクに宗派主義の争いを起こさせてイラクでの失敗を穴埋めし、民族と宗
教によってイラクを分割しようとする米・英軍の仕業の一環だと広く受けと
められている。
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◆ハリディヤ： レジスタンスの爆弾で米兵３人死亡
Three US troops reported killed in Resistance bombing in al-Khalidiyah
イスラム・メモは１２日午後５時２０分（メッカ時間）の速報で、バグダ
ッドの西約８０キロに位置するハリディヤにおいて、イラク・レジスタンス
勢力が米・イラク合同軍に対して２度の攻撃を遂行したと報じた。
最初の攻撃ではイラク・レジスタンスの爆弾が米・イラク合同軍が徒歩で
パトロールしているときに破裂した−−イスラム・メモの通信員がハリディ
ヤ在住の目撃者の話を伝えた。その爆発で傀儡（かいらい）のイラク国家警
護隊兵士２人とアメリカ兵３人が死亡した。またアメリカ兵２人と傀儡イラ
ク軍兵士５人もその爆発で負傷した。
これとは別の攻撃において、レジスタンス戦士は市内東部、ハリディヤ橋
のそばにある米・イラク合同軍の宿営地を砲撃し、８２ミリ迫撃弾７発を撃
ちこんだ。煙の柱が施設上空に立ち昇るのを見ることができた。
◆爆弾が米軍車列を襲ったあと米兵が１５歳の少年を逮捕
Americans arrest 15-year-old boy following Resistance bomb attack
イスラム・メモは１２日午後３時３０分の速報において、イラク・レジス
タンスの爆弾がハリディヤ中心部の幹線道路を走る米軍車列近くで破裂した
と報じた。
イスラム・メモの通信員は、ハリディヤに住む目撃者の証言として、爆弾
は中心街を通る幹線道路の路肩に仕かけられていて、米軍車列が通過しよう
としたちころ爆発した。その爆発のあと、アメリカ兵は非武装の３人を逮捕
したが、３人はたまた爆発のあった場所に居合わせただけで、そのうち１人
は１５歳の少年だった。
◇ヒート： 米・イ合同軍司令部に迫撃砲を撃ち込む
◇ラマディ南部： 米軍パトロールを爆弾が襲う
◇ラマディ： レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◇ハバニヤ： レジスタンスが米軍基地にミサイル発射
◆バグダッド Baghdad
◇ムスタンシリヤ： 道路脇爆弾がイラク国家警護隊を襲う
◇バグダッド南部で新米シーア派民兵と警察が若者を連行
◇ドーラ： レジスタンスの爆弾が警察のパトロール隊を襲う
◇レジスタンス戦士が傀儡の諜報機関将校を殺す
◇バグダッド南東： 道路脇爆弾が傀儡軍車列を爆破
◇アミリヤ： レジスタンス戦士が親米バドル旅団の２人を殺す
◇ガザリヤ： レジスタンス戦士が国家警護隊の車列を待伏せ
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇ドルイヤ： 米軍に協力する警察幹部をレジスタンスが暗殺
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇レジスタンス戦士が首相率いるダーワ党メンバーを殺害
◇マダイン： レジスタンスの爆弾で米兵３人死亡
◆バビル州 Babil Province
◇ラティフィヤ： 治安部隊の検問所をレジスタンスが砲撃
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オリジナル（英字）：
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース（URUK NEWS）のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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