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(回答先: イスラエル軍、PFLP幹部ら21人を捕らえる ジェリコー監獄襲撃作戦 [アルジャジーラ] 投稿者 white 日時 2006 年 3 月 16 日 09:56:28)
□パレスチナ側で英、米への報復暴動起きる 国際社会は平静の維持を呼び掛け [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1777777/detail
パレスチナ側で英、米への報復暴動起きる
国際社会は平静の維持を呼び掛け
【アルジャジーラ特約15日】(イスラエル軍のジェリコー監獄襲撃・続報)イスラエル軍が西岸のジェリコー監獄を襲撃した事件で、パレスチナ側ではイスラエルに対する報復として、一連の拉致、威嚇事件が発生、パレスチナ自治政府は警戒態勢を強化した。多くの事件は米、英両国を対象としたものだった。
ガザ地区では、パレスチナ人数百人がイスラエル軍の作戦に反発、英国文化センターに乱入して放火した。一方、怒ったパレスチナ人の積極分子は米国の英語教育センターにも乱入した。西岸の町ラムアラーでは、英国文化センターと香港上海銀行(HSBC)の支店が襲われた。
ガザ地区の海岸沿いの観光ホテルでは、韓国人、フランス人のジャーナリスト計3人が拉致された。
フランス人は女性雑誌「エル」記者のカロリーヌ・ローレン特派員と1970年から95年までのレバノン内戦でも誘拐された経験をもつSIPA所属の写真記者、アルフレッド・ヤコブザデさん。
韓国外務省によると、韓国人はKBS放送のヨン・テヤン特派員(41)。
他に5人の外国人が14日、ガザ地区で拉致されたが、無事に解放された。米国人の大学教授1人も拉致されたが、解放された。
パレスチナ治安当局によると、外国人は移動自由だが、安全のためにガザ市警察本部に集合した後、ガザからの脱出を急いでいる。
アッバス自治政府議長は14日夜、欧州歴訪をあきらめ、ストラスブールから急きょ帰途に就いた。
パレスチナ治安部隊は、西側の利益を代表する機関に対する攻撃に対しては、実弾による発砲で応えるよう命令を受け、治安上の無政府状態が繰り返されないよう、厳重警戒態勢を敷いた。
米国務省スポークスマンはイスラエル、パレスチナ双方に対し、「平静と自制」を守るよう要請した。国連安保理も平静を呼び掛けた。しかし、ジェリコー監獄にいた米英両国の監視要員がなぜ、襲撃作戦の直前に退避したかについての疑問が高まっている。
欧州議会のボレル議長は声明を出して、「われわれはイスラエル軍によるジェリコー監獄攻撃、また、これに起因して本日、パレスチナ人領域で起きた拉致事件と暴力行為を強く非難する」と述べた。
イスラエル軍の監獄襲撃は終日、戦車やミサイルが動員され、非武装の収監者たちが監房から出て来させようとした。攻撃の直前、普段は米国人も加わっている英国の監視チームが監獄構内から立ち去っており、それがパレスチナ人の間に、談合があったのではないかという怒りを呼び起こした。
ストロー英外相は、監視チーム員たちは安全のために退避させられたと述べて、否定したが、パレスチナ人たちは、これらの監視チーム員はそもそも安全確保のために配置されたはずだと反論している。
パレスチナ解放人民戦線(PFLP)は、同派指導者のアハメド・サーダト氏らがイスラエル軍に拘束されたことに対して、「報復なしでは済まされない」と誓っており、その他の各派も15日にゼネラルストライキに入ることで一致した。サーダット氏の前任者、アブ・アリ・ムスタファ指導者は2001年、イスラエルの手で暗殺されている。
パレスチナ側のエレカット和平交渉代表は「誘拐作戦」と呼んでイスラエル軍の行動を非難し、PFLP構成員の安全は米、英両国の責任であると強調した。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年03月15日18時08分