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(回答先: 米政府、90年代にアルカイダ訓練施設など把握=FBI工作員(ロイター) 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2006 年 3 月 16 日 00:06:47)
米同時多発テロ、追悼碑建設始まる 地下施設に遺族反発
2006年03月14日15時41分
http://www.asahi.com/international/update/0314/009.html
01年9月11日の米国同時多発テロの際、ニューヨークの世界貿易センタービル周辺で死亡した人たちを追悼する碑の建設が13日、跡地の「グラウンド・ゼロ」で始まった。当面は工事の下準備が続き、本格的な工事の記念式典は数週間後になる。09年9月11日の完工を目指している。
ツインタワーの跡に、地面をくりぬくように「喪失」を表す二つの空間を設ける。約9メートルの地下には、人工の滝を設け、同時テロと、93年の貿易センタービル爆破テロで命を失った2979人の名前を壁に刻む。
遺族の一部は施設の地下建設に「人の目に触れなくなる」などと反対しており、現場で約50人が着工に抗議した。商品取引所に勤めていた息子のマークさん(当時28)を失ったアルバート・ペトロセリさん(59)は「地下施設では、地上の日常から切り離されてしまう」と話した。
また、記念施設を造るために設立された財団は犠牲者の名を壁に無作為に並べる計画だが、これに対しても「亡くなった人はそれぞれの理由があって現場にいた。個々の背景が分かるようにすべきだ」との反発がある。
反対する遺族らは工事差し止めを求める訴訟を起こしている。財団が集めた寄付金は追悼碑と記念館からなる追悼施設の総事業費約5億ドル(585億円)の5分の1程度で、予定の金額が集まるか危ぶむ声もある。
グラウンド・ゼロには、アンテナを含めた高さ約540メートルの「フリーダム・タワー」の建設なども計画されている。