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□ジョージ・クルーニー:「俺はリベラルだ!」 [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/03/post_e018.html
03/14/2006
ジョージ・クルーニー:「俺はリベラルだ!」
『グッドナイト&グッドラック』『シリアナ』で連続ヒットを飛ばし、FOXニュースの右翼タレント、オライリーに「FOXチャンネル以外でディベートしてみろ!」と挑発するハリウッド男優ジョージ・クルーニーが、人気政治ブログポータル『ハフィントン・ポスト』に自ら投稿。その煮えたぎる主張を以下に全文翻訳:
「俺はリベラルなんだ。そう言ってるじゃないか!」(I Am a Liberal. There, I Said It!)
by ジョージ・クルーニー:HuffingtonPost.com2006年3月13日付投稿
http://www.huffingtonpost.com/george-clooney/i-am-a-liberal-there-i-_b_17119.html
俺はリベラルだ。それについて言い訳するつもりなどない。むしろ自慢だ。
あまりにも多くの人々がそのレッテルから逃げている。まるで「自分はナチだ」と言ってるみたいに、影で囁いている。まるで禁句みたいにね。だが、自分が「リベラル」と言えないということは、「黒人にもバスで前の席に座る権利がある」「女性にも投票権が認められるべきだし、男性と同じ給与を受け取る権利がある」「マッカーシーは間違っていた」「ベトナム戦争は過ちだった」「サダム・フセインはアルカイダと協力していないし、911テロにも関わっていない」という主張に背を向けるのと同じだ。
今は信じられないほど偏向した時代だ。(なんでこんなことになった?)でも俺にはわかる。人々はだんだんと協調の場を探そうとしている。そこで、俺としてもどうしても同意してほしいと思っているのは、私達は皆、権力に対して質問することが認められているということだ。国の指導者達に説明責任を果たさせるために声を上げるのは、非国民などではないということに合意すべきなんだ。
私がマローに関する映画を作るきっかけになったのはそれだ。「異議と不忠を混同すべきではない」「自分の国で自由を放棄しながら、海外でそれを広めることなど不可能だ」とマローは言ったが、まるで現代のニュースにコメントしているみたいじゃないか。
批判される恐怖が人を麻痺させている。大勢の民主党員が戦争に賛成したのはそういうわけだ。2003年当時、同胞の多くが「サダムとビン・ラディンに何の関係があるんだ?」「イラクが911テロで何をやったというんだ?」と言ってたじゃないか。全部ウソだって知ってたんだ。だから、そういう民主党連中が「騙された」なんて言うのを聞くと、ムカついて叫びたくなるんだよ。「クソッタレが!オマエら騙されたんじゃなくて、非国民呼ばわりされるのが怖かっただけじゃないか。」とね。
結論を言おう。どんなことになっても、自分の政府に質問することは、単なる権利ではなくて、国民の義務なんだよ。言論の自由を主張しておきながら、振り返って「でも私には酷いこと言わないでね」なんて言えるわけないだろう。大人になって、攻撃を受け止めようじゃないか。
俺はリベラルだ。さあ攻撃してくれ。
(以上)