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挙経【旧ユーゴ元大統領の死因は心筋梗塞・国際戦犯法廷 】関連記事
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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060313AT2M1300C13032006.html
旧ユーゴ元大統領の死因は心筋梗塞・国際戦犯法廷
【ブリュッセル=下田敏】オランダ・ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷は12日夜、ミロシェビッチ元大統領の死因を心筋梗塞(こうそく)とする司法解剖の暫定結果を発表した。だが、心筋梗塞に至った原因はなお特定されておらず、自殺や毒殺の可能性を排除できていない。旧ユーゴ紛争の戦争犯罪を問われながら、判決を前に急死した元大統領の死因はさまざまな憶測を呼んでいる。
11日に国際戦犯法廷の拘置所内で死亡した元大統領の遺体はセルビア・モンテネグロの病理学者らの立ち会いのうえ、12日にオランダで司法解剖に付された。その結果、元大統領が心臓病や高血圧を抱えていたことが確認された。
ただ、国際戦犯法廷の報道官は「結論を導き出すのは時期尚早」と言明、心筋梗塞を引き起こした原因が自殺や毒物との可能性を排除しなかった。デルポンテ首席検事も同日昼の記者会見で「自然死か自殺かはわからない」と語った。
死因特定に向けた毒物検査などは今なお継続中。司法解剖や毒物検査を踏まえた最終結果の公表は13日以降となる見込みだ。(10:55)
● 関連記事
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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060312AT2M1200S12032006.html
ミロシェビッチ元大統領の死亡、首席検事「極めて遺憾」
【ブリュッセル=下田敏】旧ユーゴ国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)は12日、前日に死亡したミロシェビッチ元大統領の司法解剖を行った。死因は直ちに特定できず、調査を継続する。国際戦犯法廷のデルポンテ首席検事は同日の記者会見で、逃亡中の元軍司令官らの拘束を急ぐ考えを強調した。
首席検事は元大統領の死亡について「極めて遺憾」と語った。「自然死か自殺かはわからない。解剖の結果を待つしかない」と述べたうえで、12日深夜か13日に結果が判明するとした。元大統領の弁護人は元大統領が最近、毒殺を恐れていたと語ったが、検事は「風説にはコメントしない」と述べた。
首席検事は「元大統領の死亡で(逃亡中の)元軍司令官らを裁判にかける緊急性が高まった」と述べた。旧ユーゴ紛争の戦犯の筆頭格であるセルビア人勢力指導者カラジッチ被告、元司令官ムラジッチ被告らはなお拘束されておらず、旧ユーゴ諸国に早期の身柄の引き渡しを強く求めた。(00:48)
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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060312AT3M1200412032006.html
死亡のミロシェビッチ元大統領の遺体解剖へ
【ウィーン11日共同】旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)の報道官は11日、元ユーゴ大統領ミロシェビッチ被告の詳しい死因を調べるため、遺体の解剖を12日にオランダ国内で実施することを明らかにした。
同被告のセルビア人弁護人は11日、死亡前日に被告が「何者かが自分の毒殺を企てている」と訴えていたことを明らかにし、モスクワでの解剖を求めたが、国際戦犯法廷側は認めず、セルビア人医師の立ち会いの下、オランダで実施することにした。
同被告の死因は心不全とみられている。しかし、生前に健康状態悪化を訴えてモスクワでの治療を求めながら認められなかったことや、有罪が確定した別のセルビア人戦犯が今月5日に拘置施設で自殺したこともあり、セルビア・モンテネグロ国内では国際戦犯法廷を批判する声が出ている。
同被告を支持するセルビア社会党の幹部は、遺体が解剖後、同被告の妻子らが滞在しているとされるモスクワに搬送されるとの見通しを示した。 (14:05)