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(回答先: 占拠学生数百人、催涙弾で強制排除…仏ソルボンヌ大学(読売新聞) 投稿者 gataro 日時 2006 年 3 月 12 日 11:41:19)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000009-san-int
【パリ=山口昌子】若年層の雇用促進法「初就業契約(CPE)」に反対して九日夜からパリ大学ソルボンヌ校を占拠していた約二百人の学生らに対し、治安当局は十一日早朝、機動隊を突入させ催涙ガスなどを使用して排除した。しかしCPEには労組や野党・社会党なども反対しており、十八日には大規模デモが予定されている。
各地の公立大学でも学生が建物占拠などを続けており、カリブ海上の仏海外県を訪問中のサルコジ内相は十日、日程を切り上げて帰国を決めた。
CPEは失業率が約23%と高率の二十六歳未満を対象に二年間、雇用主に解雇の権利を認める仮契約の形で、政府が率先して就職を斡旋(あっせん)したり必要な技術を身につけさせるという内容。フランスでは正規雇用の場合、解雇がほぼ不可能なうえ、雇用主の社会保障制度(年金、健康保険、失業保険)の負担額が高いことが高失業率の主因となっているため、仮契約でまず就職を優先させようという雇用促進策だ。
上下両院で約三カ月の審議の末、九日に「雇用平等法」の一部として可決されたが、学生らは「仮契約の恒久化」「雇用の不安定化」などと反発。パリ大学など全国八十四の公立大学のうち約半数が九日からストなどに突入、七日のデモには学生や労組、野党など全国で百万人(主催者発表、警察発表は約四十万人)が参加した。
パリ大学占拠は一九六八年の五月革命以来だが、占拠に参加した学生数が約二百人と小規模で、学生の中には六月の論文提出などを前に批判的な意見も少なくない。