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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★( 8日)国防軍がガザへの地上作戦を検討中
★( 9日)イスラエルに春の砂嵐が襲来中
★(10日)4年で国境を画定するとオルマート氏
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2006年3月8日(水)
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*国家監査官が、ガザ撤退に関して強制退去者の住宅や仕事に関する政
府の事前対策が十分でなかったと政府を批判。(7,I)
*ガザからイスラエル南部に対するカッサムロケット砲撃がエスカレー
トしているため、国防軍が地上侵攻作戦を検討中。地上侵攻で占領す
る以外に有効な対策が無いため。(P,I)
*トルコとイスラエルの防衛関係者が年次打ち合わせ。ハマス政権への
対応につき「建設的な協議が出来た」と関係者は語っている。(P)
*スロベニアのドゥルノウシェク大統領がイスラエルを初訪問中。カツ
ァブ大統領に対し、ユダヤ民族の人類に対する貢献を賞賛した。(P)
*ハマスがテロを継続するなら、ハニエの暗殺も辞さないとモファズ国
防相が警告。暗殺作戦の有効性は実証済みだと語った。(I)
*パレスチナ議会では、絶対多数を獲得したハマスが前議会で承認され
た多数の決議を取り消すことを決議。ファタハ議員は退席した。ガザ
ではファタハ系の武装勢力が銃を空に乱射して不満を示した。(P)
*リクードのネタニヤフ党首が南部を遊説。蔵相時代の経済政策や、ハ
マスに対する強硬姿勢などを語ったが、反響はいまひとつ。(P)
*ゼエビ観光相殺害犯サアダトの釈放を要求するPFLPに対し「国防
軍が何をしてもいいなら釈放する」と自治政府のアッバス議長。サア
ダトが釈放されたら暗殺も辞さないと国防軍は警告している。(P)
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2006年3月9日(木)
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*「オルマート氏が首相になることを望む」と自治政府のアッバス議長。
リクードは「カディマがイスラエルよりもパレスチナの利益を考えて
いる証拠」と政府を非難した。(H,7)
*多数の負傷者を出した違法入植拠点アモナの撤去作戦の調査では、撤
去準備のため部隊を長時間歩かせた理由が問題になった。(P,H)
*ラビン首相暗殺犯のアミルが獄中結婚の女性と人工授精で子供を残す
ことが許可に。アミルは暗殺が神意だったと主張している。(P,H)
*ロシアのラブロフ外相が、ハマスにイスラエルとの対話を呼びかけ。
暴力を放棄してイスラエルを公認するのでなければ、将来の援助は見
直すとの中東和平カルテットの立場を再確認した。(H)
*西岸地区の105箇所の違法入植拠点の完全撤去政策が、連立政権に
参加する条件だと労働党のペレツ党首。拠点の多くは、政府が暗黙の
了解を与えて来ており、撤去には大きな抵抗が予想される。(H)
*火曜夜に北部の町で誘拐された男性が保護された。アラブ人らに誘拐
・暴行され、車から投げ出された。犯行動機などは不明。(H)
*英国国教会が、キャタピラー社からの資金引き上げを再検討。同社の
イスラエルへの協力を理由に、ボイコットが決まっていた。(H)
*独立戦争から現在までに行方不明になった兵士195人を追悼する式
典。現在もなお兵士の遺体捜索を続ける軍の担当者がいる。(P)
*ペレス平和センターの招きでシャロン・ストーンさんがイスラエルを
訪問。「平和を求める人には誰でもキスしてあげたい」と語ったが、
記者らが呼びかけてもペレス氏にはキスをしなかった。(P)
*イスラエルに激しい砂嵐が襲来中。この時期には砂嵐が多い。(I)
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2006年3月10日(金)
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*政権を獲得すれば、西岸地区の大部分から撤退して4年で国境を画定
するとの考えをオルマート首相代行が表明。しかし、エルサレムと入
植地マーレーアドミームの間の地区への建設は促進する。(P,H)
*ハマスは組閣を依頼するアッバス議長からの手紙に回答せず。組閣の
猶予期間が月曜に終わるため、期間が2週間延長された。ハマスとフ
ァタハの連立交渉はほとんど進展を見せていない。(H,P)
*国防軍の前参謀長のヤロン氏が「イランの核を叩くための軍事作戦は
可能」と講演。しかし、イランやヒズボラからの反撃、原油価格高騰
などの被害を覚悟する必要があると指摘した。(H,P)
*EUの高官は今日、ハマス政権への援助方針を検討。ハマスを穏健化
させる圧力をかけつつ、援助するのが課題となっている。(H)
*マシャールなどハマスの代表団が今日からサウジアラビアを訪問。国
王とも会談し、ハマス政権への援助増額を依頼する。(H)
*ガザに通じるカルニ検問所の通行が2週間ぶりに再開され、食料を積
んだトラック100台がイスラエルからガザに入った。テロの事前情
報が入り、2週間にわたって検問所は閉鎖されていた。(H)
*西壁前広場入口の男女別を徹底実施する案を、UTJの副大臣が提案。
女性との接触を嫌う超正統派の意向を受けたもの。(P)
*メンバーがヨルダンのアンマンで逮捕されたことに怒ったアルアクサ
殉教団が、ガザのヨルダン大使館を襲撃すると脅迫。自治警察は大使
館の警備を強化している。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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