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(回答先: 本日午前9時と12時頃、北朝鮮が中国との国境付近でミサイル2発のテストを行う(Agence France-Presse) 投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 3 月 09 日 17:03:05)
□北恫喝ミサイル外交、シルクワーム?日本海に発射 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/defense.html?d=09fuji320060309033&cat=7&typ=t
北朝鮮が8日に中朝国境地帯で発射したミサイルが国際社会に波紋を広げている。折しもニューヨークでは、米朝実務者協議が決裂したばかり。「6カ国協議に復帰しない」と表明した前後にミサイルを発射する挑発行為に加え、新たな弾道ミサイル計画も飛び出すなど、将軍さまのきまぐれな暴走は続く。
防衛庁などによると8日午前、北は同国北部の国境付近にある基地からミサイルを発射、基地の東北東約100キロの日本海に着弾した。正午ごろにも再びミサイルを発射した。ミサイルはなぜか同盟国の中国に向かって飛んだが、北朝鮮領内に着弾したとみられる。
ミサイルはいずれも短距離型で沿岸警備用に使われる地対艦ミサイル「シルクワーム」とみられるが、一部では地対空ミサイルや短距離弾道ミサイルとの指摘もあり、情報は錯綜(さくそう)している。
防衛庁は数週間前からミサイル発射の兆候を察知し、警戒を強めていたが、発射後に「日本の安全保障にかかわることではない」(同庁首脳)と表明。しかし、マクレラン米大統領報道官は8日、「北朝鮮は過去にも同様の実験を行った」と意図的な発射と断定し、「北朝鮮のミサイル計画は国際社会に脅威を与えている」と強い不快感をあらわにした。
ニューヨークの米国連代表部では7日、偽ドル札乱発やマネーロンダリングなど北朝鮮の“不良行為”に関する米朝協議が行われていたが、3時間の接触で交渉は決裂。北は「圧迫の続く中では6カ国協議に出られない」(李根・外務省米州局長)と繰り返し、改めてマカオなどにある北朝鮮関連口座の凍結解除を求めた。
ミサイルは交渉が暗礁に乗り上げることを見越して発射されたとみられ、“力技”を交渉カードにしてしまう北朝鮮の異様な外交姿勢が浮き彫りとなった。
また、在韓米軍のベル司令官は7日、米上院軍事委員会に「北朝鮮は新しい中距離弾道ミサイルの配備を進めている」という驚くべき証言書を提出した。証言書によると、北は新たな中距離弾道ミサイルを配備する計画があり、その射程圏は「沖縄やグアムには容易に届き、おそらくアラスカにも届く」としている。
そのほかにも短距離弾道ミサイルの「スカッド」(射程500キロ)を600基以上、日本国内も射程圏に入る「ノドン」は200基を保有していると報告。「核兵器の保有は、おそらく本当だろうと判断している。化学兵器はかなり大量にある」と、とてつもない軍事大国となっている現状を指摘した。
ベル司令官は「経済的トラブルを抱えているにもかかわらず、ミサイルや大量破壊兵器に荷重な投資を続けている」と北が掲げる「先軍政治」を強く批判した
[ 2006年3月9日16時5分 ]