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米、インドに戦闘機売却へ
【ワシントン=有元隆志】米国防総省は二日、声明を発表し、インド訪問中のブッシュ大統領が、シン首相と戦略的パートナーシップの拡大で合意したことを受け、F16やF18戦闘機などのインドへの売却を検討する方針を明らかにした。インドは、ミグ戦闘機など旧ソ連やロシア製の武器が主力だが、米国としては、新たな武器市場の開拓に加え、インドとの軍事関係強化を図ることで、軍事力を拡大する隣国の中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
声明では「われわれの目標は、インドの防衛のために必要とする能力や技術を提供することだ」として、戦闘機以外にもヘリコプター、哨戒機、艦船などの売却も検討するとしている。声明はさらに、「ほんの数年前までは、両国の間で主要な(武器)取引を期待する者はいなかった」と指摘し、米国がインドへの武器売却を検討し始めた背景に、インドを取り巻く地域情勢の変化があることを示唆した。
一方、中東から東南アジアにかけての「不安定の弧」のなかの最大の民主主義国家で、戦略的に重要なインドとの軍事関係強化は、イスラム原理主義の同地域への浸透を防ぐ狙いもある。
米印両国はすでにマラッカ海峡での両国海軍による共同パトロールや合同軍事演習などの軍事交流も活発化させている。
また、米国は昨年三月、パキスタンに対し、F16を売却する方針を決めているが、今回、インドにもF16売却の方針を示すことで、「テロとの戦い」で重視する両国間のバランスをとる意図もあるようだ。
(産経新聞) - 3月4日3時16分更新
引用ここまで URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000010-san-int