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(回答先: [イタリア]総選挙、上院も中道左派の勝ち|毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 12 日 11:24:00)
□イタリア総選挙 中道左派勝利、政権交代へ|朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0412/002.html
イタリア総選挙 中道左派勝利、政権交代へ
2006年04月12日13時21分
イタリア議会(上院・改選議席315、下院・定数630)の総選挙は11日夕(日本時間12日未明)、上下院の議席が確定し、プロディ元首相の中道左派連合がベルルスコーニ首相の中道右派連合を両院で抑え、5年ぶりの政権交代を決めた。しかし、首相は敗北を認めず、不正行為があったとして再集計を要求。政局が混乱する可能性が強まっている。
内務省発表の確定議席によると、プロディ元首相の中道左派連合「ユニオン」は上院158、下院348。ベルルスコーニ首相の中道右派連合「自由の家」は上院156、下院281。その他が上下院で各1。投票率は83.6%だった。
選挙結果は、景気低迷への効果的な政策を打ち出せなかった現政権に対する不満が反映した形。イラク派兵など親米外交姿勢も問われたとみられる。
結果を受けて会見したベルルスコーニ首相は、上院の海外在住者選挙区分の6議席をめぐる投票に「多数の不正行為があった」と指摘。下院選の約4万3千票についても再点検を求めた。首相は強い口調で「現時点で勝利したと言える人はいない」と述べ、プロディ元首相がすでに勝利宣言したことを「無責任だ」と批判した。一方で「国が内戦のようになるのは良くない」として、ドイツのような左右両中道連合による「大連立」を提案。「いずれの側にも屈辱的だが、現実的でもある」と力説した。
プロディ元首相は同日、首相の「不正行為」発言について声明で「真実を破壊しようとする行為」と非難した。大連立構想については「選挙法に基づく議席配分が許す政権運営をする」と否定的な見方を示した。
今月28日には上下両院の選出議員が初招集され、5年ぶりの中道左派政権となるプロディ内閣の組閣へ向けた話し合いに入る。首相を指名するチャンピ大統領は来月18日で7年の任期満了となるため、新首相指名と本格的な組閣作業は来月の議会による大統領選後になる見込みだ。
しかし、首相が今後も再集計への圧力をかけ続けた場合、日程が予定通りに進まない可能性がある。与野党の勢力差がわずかな上院では特に、安定した議会運営が困難だと予想される。政治色の薄いテクノクラート内閣を求める声、「はっきりと決着を付けるために再選挙を」との声も一部にくすぶっている。
●イタリア総選挙の獲得議席数
中道左派連合 中道右派連合 その他
「ユニオン」 「自由の家」
上院 158 156 1
下院 348 281 1