★阿修羅♪ > 戦争79 > 1163.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
イラン大統領が演説 「核保有国の一員」と宣言
2006年04月12日12時59分
http://www.asahi.com/international/update/0412/008.html
イランのアフマディネジャド大統領は11日夜(日本時間12日未明)、北東部マシャドで演説し、濃縮ウラン製造に成功したと宣言し、「核技術保有国の一員となった。歴史的偉業だ」と語った。
イラン・マシャドで11日、「核燃料サイクルに必要なレベルの濃縮ウラン製造に成功した」と明らかにしたアフマディネジャド大統領=AP
演説は国営テレビが実況中継した。大統領は「我々は核兵器を追求しない。国際的規制に基づき、産業規模に達するまで濃縮を継続する。西側はイランの核平和利用の権利を尊重すべきだ」と述べた。
これに先立ち、アガザデ原子力庁長官は、中部ナタンズの施設で9日に3.5%の低濃縮ウランの製造を開始したと発表。濃縮ウランの前段階にあたる六フッ化ウランガスを110トン製造したと明らかにした。米欧がプルトニウム抽出による核弾頭開発が容易にできるとして強く反対する西部アラクの重水炉施設についても「3年以内に完成させる」と明言した。
一方、米ホワイトハウスのマクレラン大統領報道官は11日、「イランの現政権は国際社会と信頼を築かなければならないのに、間違った方向へ逆行している。挑戦的な行動や声明は政権と国民をさらに孤立させるだけだ」と警告した。