★阿修羅♪ > 戦争79 > 1129.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200604100007.html
米大統領の機密漏えい関与、有力上院議員が説明要求
2006.04.10
Web posted at: 12:37 JST
- CNN/AP/REUTERS
ワシントン──米共和党の有力者であるアーレン・スペクター上院議員は9日、ブッシュ大統領が2003年にイラク機密情報の漏えいに関与したとされる問題で、国民に理由を説明するべきだとの考えを明らかにした。
スペクター議員はフォックス・ニュースに対し、「ブッシュ大統領とチェイニー副大統領が、何か起きたか国民に説明することは必要だ。わたしは誰も非難するつもりはないが、(前副大統領補佐官であるルイス・リビー被告の)供述調書の内容は十分明らかになっており、大統領には具体的に説明する義務がある」と述べた。
同議員はさらに、大統領に情報の機密指定を解除する権限があった可能性はあるものの、禁じられている機密漏えいをこうした方法で行うのは誤りだと指摘した。
リビー被告は米中央情報局(CIA)工作員名漏えい事件で起訴されているが、イラク機密情報の漏えいを大統領から承認されたと供述していたことが6日に判明。マクレラン大統領報道官は7日、大統領に機密情報の開示権限があり、問題はないとの認識を表明した。
野党・民主党側は、大統領が機密漏えいに関与した当局者を厳しく処分すると繰り返し公言する一方、政治的目的で漏えいを認めたとして非難している。
フィッツジェラルド特別検察官によると、複数のホワイトハウス関係者は、イラク戦争に批判的なウィルソン元駐ガボン米大使への攻撃を図った。米情報当局者の一部は当時、イラクがウランを入手しようとした証拠はないとするウィルソン元大使の見解を支持していたが、国家情報評価(NIE)からの漏えいによって政府のイラク政策は決定づけられたという。