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□ホワイトハウス、イラン空爆の観測報道に火消し|ライブドア・ニュース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1837214/detail?rd
ホワイトハウス、イラン空爆の観測報道に火消し
【ライブドア・ニュース 04月10日】− AP通信によると、ブッシュ政権は、核開発に強硬な姿勢を貫くイランに対して空爆を検討していると8−9日にかけてのメディア報道に対して、米国政府はあくまでも通常の防衛や情報収集活動を行っているに過ぎず、外交的手段を通じた問題解決を図っているとして、空爆説の火消しに回っている。米メディアでは政府関係者の話として、米軍がすでにイラン国内に潜入し、同国地下の核開発施設の標的の調査を開始しており、地中貫通型核B61−11で遠心分離機のある施設を破壊することも検討していると報じていた。
ホワイトハウスのダニエル・バートレット大統領顧問はAP通信に対して、「大統領にとって世界的な問題に関しては、外交的な手段を通じて解決を図ることが優先課題となる」と述べて、米国の攻撃準備に関する観測を否定した。一方、専門家の間では、米国はすでにアフガニスタンやイラクに軍隊を駐留させており、これに加えてイランを攻撃した場合は、イスラム社会での反米感情を煽る逆効果となる恐れがあると指摘する。
ストロー英外相も英BBCテレビのなかで、英国はイランに対して先制攻撃を行う計画はないし、米国も先制攻撃を仕掛けることはないだろうと述べている。そのうえで、時間を要する外交交渉に人々がしびれをきらしていることは理解できるが、軍事行動は最悪の選択肢であり、それを正当化する理由が見当たらないと話していた。
一方、ペンシルベニア州立大学で米外交政策が専門のスティーブン・チンバーラ教授は、国防相がイランに対して有事の攻撃計画を立案していることは意外ではないが、政府筋からイラン攻撃が示唆されていることについて、現実的には攻撃による副作用が大きいことから、イランをけん制する狙いがあるのではないかとの見方を示していた。 【了】
ライブドア・ニュース 金子登記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年04月10日14時05分