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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/04/06
http://www.asyura2.com/0601/war79/msg/1075.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 08 日 22:37:54: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/04/06

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107147197?page=1#107147197

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/04/08 (土)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年4月6日付
 ◇ハディッサ: 爆弾攻撃受け米兵3人死亡
 ◇バイジ: 米軍がバイジ一帯を封鎖、5日
 ◇マフディ軍が米軍に警告、最近の米軍による攻撃に関し
 ◇米国演出のフセイン裁判が本人欠席のまま続く

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□イラク・レジスタンス・レポート 4月6日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 6 April 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0406/iraqiresistancereport_060406.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province

◆ハディッサ: 爆弾攻撃受け米兵3人死亡
Three US troops killed in bombing in al-Hadithah

 バグダッド西方約300キロに位置するハディッサ(ハディーサも同じ)
の北東ハクラニヤ地区の幹線道路で、イラク・レジスタンスの爆弾が米軍パ
トロール部隊を襲った−−イスラム・メモが6日午後2時20分の速報にお
いて伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、ハクラニヤに住む目撃者の話として、ハンビ
ー数台からなるパトロール部隊が通りすぎようとしたとき、爆弾が破裂した
とレポートした。この爆発でハンビー1台が完全に破壊され、米兵3人が死
亡、もう1人が重傷を負った。

 3人の米兵の死亡を確認したクドス・プレスは、爆発のあと死んだ米兵の
遺体のなかには燃えているものもあったと語る目撃者の話を紹介した。米軍
は攻撃のあと一帯を包囲し、誰も近づけないようにした。その後死傷者をア
イン・アル・アサド米軍基地に搬送した−−クドス・プレスが伝えた。


◇ラマディ: レジスタンスの爆弾が米兵を負傷させる

◇ 同 : レジスタンスが米軍司令部をミサイル攻撃

◇ファルージャ: レジスタンス戦士が傀儡軍キャンプを襲撃


◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province

◆バイジ: 米軍がバイジ一帯を封鎖、5日
US locks down Bayji on Wednesday

 イラク傀儡軍を同伴した米占領軍は5日、バグダッド北方200キロに位
置するバイジ市の一帯に厳しい封鎖命令をだした。

 現地住民のなかの情報提供者は、クドス・プレスの取材に、米軍およびイ
ラク傀儡軍が5日午前9時、市内の各所に外出禁止令を課したと話した。外
出禁止が解かれる時間は告げられなかった。他方、市内に出入りする全交通
が遮断され、包囲するアメリカ軍とイラク傀儡軍によって追い返された。

 5日のバイジ封鎖について何の説明もなされてないが、米軍がバイジ市を
封鎖して民家への大規模な急襲・捜索作戦を展開するのは、最近では2度目
のことである。


◆バグダッド Baghdad

◆マフディ軍が米軍に警告、最近の米軍による攻撃に関し
Jaysh al-Mahdi militia issues warning to US
in connection with recent American offensive

 シーア派の宗教指導者サドル師の支持者は、サドル運動のマフディ軍を米
軍が攻撃したことで米軍に警告を発した。その声明は、マフディ軍がスンニ
派イラク人への攻撃に参加しているという米国と米国寄りメディアの主張を
非難した。

 クドス・プレスは、東バグダッドとイラク南部に展開するマフディ軍民兵
への攻撃に対する米軍への警告だとして、その声明を引用した。その声明は
また、アメリカ人がマフディ軍はスンニ派市民を殺し排除していると非難し
たこと、さらにマフディ軍の管理するシーア派の廟が秘密監獄と拷問室(ご
うもんしつ)として使われていると非難したことにも反発して警告した。

 親米シーア至上主義のバドル旅団は、今では米国のイラク占領を助ける治
安組織の中核をなしているが、スンニ派への誘拐、拷問、殺害行為を繰り返
していることが証明された。米占領当局は、内務省管轄の秘密監獄と拷問室
が発見されたことに関して、バドル旅団の指揮官である内務大臣バヤン・ジ
ャブル・スラグを2005年12月に短期間だが逮捕した。

 だがサドルの場合は対照的に、今年2月22日のサマッラにおける聖廟爆
破事件で宗派主義の暴力が広がったなかで、宗派至上主義に公然と反対し、
スンニ派モスクを襲撃から守るためにマフディ軍民兵を配置した。

 この明確が違いにもかかわらず、さもなくば、おそらくこの違いゆえに、
ハリルザド米国大使は3月24日のワシントンポストのインタビューのなか
で、マフディ軍のみをイラクにおける宗派暴力の根源として名指しした。ハ
リルザドは米軍のマフディ軍との衝突を正当化するために、親米バドル旅団
によって繰り広げられた宗派至上主義を利用しようとした。

 クドス・プレスは、殉教者サドルの事務所においてムクタダ・アッ・サド
ルの支持者によって、次のような声明が発表されたとレポートした−−「カ
ルバラのサドル事務所は占領軍および占領者に祖国を売り渡した傀儡勢力に
よる攻撃を非難する。その攻撃のなかで、彼らはマフディ軍メンバーの住居
を襲い逮捕した」。

 声明は、もし彼らが「マフディ軍支持者への攻撃を続ける」なら重大な結
果になるだろう、と、米軍に警告した。また逮捕されたサドル支持者とマフ
ディ軍メンバー全員の釈放を要求した。

 クドス・プレスはさらに、米軍が4月4日兵力を南バグダッドとカルバラ
の各地に投入し、マフディ軍の民兵メンバー多数を逮捕して、彼らが一般市
民の居住区で殺人と強盗を働いていると非難した。


◆米国演出のフセイン裁判が本人欠席のまま続く
American-staged “trial” of President Saddam Husayn continues
without Saddam Husayn being present

 アメリカが演出するサダム・フセインの裁判は、(前日に続いて)6日に
再開されたが、説明されない理由のために、サダム・フセイン大統領自身は
法廷に姿を見せなかった。

 審理では革命法廷の裁判長だったアッワド・アハマド・アル・バンダルの
証言が続いた。彼はイラク大統領暗殺の陰謀に加わって有罪判決を受けたド
ジャイル町の住人148人の裁判(1982年)で裁判長を務めた。

 AFP通信によると、バンダルはアメリカが監督する法廷で、当時はイラ
クは国としてイランと戦争中であったものの、その時の審理では容疑は公正
に裁かれたと証言した。

 バンダルは、「われわれは戦争中であり、ドジャイル事件は戦争と関係し
ていた」と述べた。「彼ら(1982年の裁判の弁護側)は政権を打倒して
イランがイラクを支配できるようにする目的から自分たちがした行為を認め
た。なかにはイランのイスラム革命に参加していると認めた者もいた」。

 バンダルの弁護士は、ドジャイル事件がサダム・フセイン暗殺のみならず
政権転覆を企んでいたことを証明する文書を提出した。その文書もまた、米
国が設置した政権の主張とは対照的に、その事件で告発された者は全員が成
人であることを示すものだった。

 バンダルは、「革命法廷はすべての事件を慎重に調査した。法廷は常に無
実の者を無罪にした」と語った。

 「告発された者は皆、彼らの権利を有しており、弁護士によって弁護され
た」とバンダルは米国の監督する「法廷」で述べた。「私は判事であり、私
の良心は20歳未満の者に死刑を宣告することを許さない」。

 バンダル元判事は法廷で次のように証言した−−「判決が届けられた時、
148人の被告全員が生存していた」。これは46人の被告が獄死していた
とするアメリカ側の主張を否定するものだった。

 米軍によって拘束されているサダム・フセインと他のイラク指導者の裁判
で「判事」をつとめるアブダル・ラーマンは、バンダルが2時間の証言を続
けることを許し、その後法廷は4月12日まで休会した。

◇南バグダッド: レジスタンスの爆弾が傀儡警官を襲う


◆ディヤラ州 Diyala Province
 ◇ミクダディヤ: レジスタンスの爆弾で傀儡兵3人死亡
 ◇バクーバ: 6日朝、爆弾が破裂

◆タミン州 At-Ta’mim Province
 ◇ハウィジャ: レジスタンスの爆弾が米軍輸送車列を襲う

◆ニネベ州 Ninwa Province
 ◇タルアファル: 爆弾が警察のパトロール部隊を引き裂く
 ◇モスル: レジスタンスが警察署を砲撃
 ◇ 同 : レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う

◆ナジャフ州 An-Najaf Province
 ◇ナジャフ: 不明な爆弾で市民13人死亡

◆マイサン州 Maysan Province
 ◇アマラ: ミサイル4発が英軍アブ・ナジ基地で炸裂

◆バスラ州 Al-Basrah Province
 ◇バスラ: レジスタンスが英軍司令部にミサイル2発撃ち込む


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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