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『アルカイダ9・11最終会議』は存在しなかった!(スペイン検察庁が認めダーダーの減刑を要求!:エル・ムンド)
2001年6月にスペインのタラゴナ市(バルセロナ近郊)で、9・11「実行犯」モハメド・アッタと『最終会議』を開いて詳細の打ち合わせをした、とまことしやかに伝えられた「アブ・ダーダー"Abu Dahdah"」ことイマッド・エッディン・バラカットIMAD EDDIN BARAKATは、昨年9月にスペイン高裁で懲役27年(3・11に関連して12年、9・11で15年)の判決を受けたのですが・・・・。
そのときスペイン最高検察庁は何と何と!「懲役74337年」の求刑をしていたのです。ところがところが!!!!
その検察庁自らが、「アッタとのスペインでの最終会議は『極めて根拠が薄くほぼ存在しなかった』」として、イマッド・エッディン・バラカットが受けた刑量の中で9・11に関連する「15年」の分を減刑するように、スペイン最高裁に要求したのです!!!!
アッタとか無かったとか、何ともかんとも、訳のわからぬ話なのですが、要するに、初めからデタラメのデッチ上げだということを知りながら、ブッシュとお付き合いしていたのが、「モー、ヤメじゃ!!」ということになったのでしょう。
昨年(2005年)9月の判決の様子は次の拙稿をご覧ください。
http://www.asyura2.com/0505/war74/msg/657.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 9 月 27 日 01:23:20
ブッシュの片腕!スペイン最高裁!「スペイン・アルカイダ」有罪!(ただし懲役は27年:せめてもの「良心」?)
http://www.asyura2.com/0505/war74/msg/661.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 9 月 27 日 07:04:35
9・11に関する『刑』は実質的に「ダーダー」の15年のみ:デタラメ裁判の見本!
そして、2006年4月6日付のエル・ムンド紙は次のように報道しました。見出しと主要部分のみを訳出します。
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http://www.elmundo.es/elmundo/2006/04/06/espana/1144334911.html
La Fiscalía pide que se rebaje 15 años la condena de 'Abu Dahdah' al ver los indicios 'inconsistentes'
検察庁は、容疑を「極めて根拠が薄い」として、「アブ・ダーダー」への罪の15年を減刑するように要求
EUROPA PRESS配信
MADRID.- La Fiscalía ha pedido al Supremo que rebaje 15 años la condena de 27 años de cárcel impuesta a 'Abu Dahdah'. Considera que los indicios que barajó la Audiencia Nacional en su sentencia del 26 de septiembre son "débiles y casi inexistentes" en lo relativo al delito de conspiración para cometer homicidios.
マドリッド:検察庁は最高裁に対して、「アブ・ダーダー」に対して科された懲役27年を15年分減刑するように求めた。9月26日に最高裁が判決で採り上げた容疑は、大量殺人【訳注:9・11事変を指す】の陰謀を働いた点に関しては『根拠薄弱でありほぼ存在しなかった』ということを考慮してのものである。
【後略】
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さらに4月7日付のエル・ムンド紙は、最高裁が「アルカイダ裁判」で有罪判決を受けたうちの3名を『無罪』と認めて釈放したことを報じています。(見出しのみですが)
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http://www.elmundo.es/elmundo/2006/04/07/espana/1144438367.html
El Supremo absuelve a tres de los condenados como miembros de la célula española de Al Qaeda
最高裁はスペイン・アルカイダ細胞のメンバーとして判決を受けたうち3名を無罪放免にする
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無罪放免となったのは6年の判決を受けていたDriss Chebli、8年の判決を受けていたSadik MerizakとAbdelaziz Benyaichの3名です。
それにしても無茶苦茶な話だ!! 彼らにとってこの5年間は一体何だったのか!!??
散々に「テロリスト」扱いされて人生を無茶苦茶にされ、挙句の果てにサヨナラ!!
彼らを『ナツメヤシ作戦』で大量逮捕したのが「現在の異端審問官」バルタサル・ガルソンという人非人判事です。この野郎は「スペインのテロをなくした」ということでヒーローに祭り上げられているのです!
そのうち、3・11も、『極めて根拠が薄くほぼ存在しなかった』とか何とかいうことで、逮捕者のイスラム教徒やスペイン人のチンピラたちが無罪放免になり、実際の犯人であるスペイン、米国、英国の諜報機関は闇にもぐりこんだままでウヤムヤになるのでしょう。
ただ、これで9・11「アルカイダ」主犯説は全くその根拠を失いました。「アルカイダ」として唯一、米国で裁判中のザカリアス・ムサウィもどうなることやら。