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□「援助停止は恐喝行為、被害受けるのは住民」 パレスチナ政府がEU決定を非難|アルジャジーラ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1832708/detail
「援助停止は恐喝行為、被害受けるのは住民」 パレスチナ政府がEU決定を非難
【アルジャジーラ特約7日】パレスチナ自治政府のガジ・ハマド報道官は7日、欧州連合(EU)が同政府に対する直接援助を当分の間停止することを決定したことについて、「援助停止は恐喝行為で、そうした脅しには屈しない」と述べ、同決定に強く反発した。
EUは、パレスチナ新政権を発足させた対イスラエル抵抗運動ハマスが、イスラエル承認と暴力放棄に応じていないとして、米国とともに同政権への直接援助供与を停止するとの意向を明らかにしていた。
ハマド報道官はさらに、「ハマスは先のパレスチナ評議会選挙で民主的に選ばれた。今回の援助中止決定で”罰”を受けるのはパレスチナ住民だ。貧困層、学生、労働者たちが窮地に追い込まれるだけ」と主張した。
EUはパレスチナ自治政府に対する年間援助額は6億ドル(約700億円)に達し、最大の援助国となっている。
発足10日目のパレスチナ自治政府は既に財政危機に直面しており、イスマイル・ハニヤ首相はこのほど、「政府の金庫は空っぽだ」と明らかにした。
一方、米議会の外交委員会はこのほど、ブッシュ政権による厳しい対パレスチナ自治政府援助策を緩和する決定を行ったが、承認した援助額3億ドルの使途については制限を付けなかった。
西側外交筋によると、ブッシュ政権はハマス主導のパレスチナ自治政府を直接通さず、国連機関や非政府組織を通じて、同3億ドルの援助を供与する方針とみられる。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年04月08日00時07分