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Saddam Hussein's plan for the defense of Baghdad, obtained by German agents and provided to the United States in February 2003, a month before the war, according to a study by the American military.
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2006/02/post_cf1e.html
ドイツ情報機関、サダム・フセインのバグダッド防衛計画を米国に提供
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版、2月27日付け)は、ドイツの2つの情報機関が、サダム・フセイン政権による首都バグダッド防衛計画を入手し、ひそかに米国に提供していたと報じた。
米軍の秘密研究によって、明らかになった。
ドイツ情報部が入手したバグダッド防衛計画には、フセイン大統領に忠誠を尽くす共和国警護隊の布陣先など、最高機密の重要情報が盛られていた。
防衛計画は2002年12月18日、フセイン大統領が軍司令官らを招集して明らかにしたもので、バグダッドを何重にも囲むかたちで防衛線を築き、最後は共和国警護隊による「赤い線」で首都を死守することになっていた。
★(大沼 注)
1990年代初めにバグダッドを取材で訪れたとき、プレスセンターで隣り合わせたドイツ人ジャーナリストの達者なアラビア語に恐れをなしたことがある。
そのドイツ人(男性)はたしか、そのころ、バグダッドに駐在していた。
ドイツ情報機関、BNDのカバーだったかも知れない。
いずれにせよ、今回のニューヨーク・タイムズ紙の報道は、驚くにあたらないものだ。
(旧・西)ドイツ情報部は冷戦時代と通じ、米情報部と密接な関係を保って来た。
あの「9・11」の前にも、米国に対し、航空機自爆テロの事前警告を行っているほど、関係が深い。
現代世界にはこうした情報機関が相互に結びつき、情報を交換する「パラレル・ワールド(平行世界)」が存在する。
歴史は実は、この「平行世界」の闇のなかでつくられるいるのだ。
その冷厳な事実を、われわれは知らねばならない。
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Posted by 大沼安史 at 11:32 午前