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陸自イラク撤収後、空自の輸送範囲を拡大…政府検討
政府は、イラク復興支援特別措置法に基づく航空自衛隊の輸送業務について、陸上自衛隊のサマワ撤収後は、輸送範囲をバグダッドやバラドなどにも拡大する方向で検討している。
政府筋が28日、明らかにした。政府は従来、バグダッドなどへの拡大については治安面の問題から消極的だったが、米側の再三の要請を受けて検討することにした。
空自は現在、C130輸送機3機、隊員約200人の態勢で、クウェートのアリ・アル・サーレム空軍基地を拠点に、陸自や多国籍軍の人員・物資をイラク南部のサマワ近郊のタリル空港とバスラに輸送している。陸自の撤収後は、タリルへの輸送量は激減するため、政府は輸送先を拡大する方針を固めている。
ただ、バクダッドへの輸送については、バグダッド近郊で多国籍軍の輸送機が撃墜された例もあり、空自などには慎重論が根強い。政府は、治安情勢を見極めたうえ、最終判断することにしている。
(2006年2月28日10時59分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060228i203.htm