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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/02/25
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107002040?page=1#107002040
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/02/27 (月)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年2月25日付
◇アブグレイブ: 親米バドル旅団の襲撃をレジスタンスが撃退
◇レジスタンスをバグダッドに行かせまいと米・傀儡軍がファルージャへ
◇イスラム法学者協会とサドル運動が宗派主義を非難
◇ムクタダ・アッ・サドル: 「スンニ派への襲撃には参加してない
◇カルバラ: シーア派の集会場近くで不可解な自動車爆弾
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□イラク・レジスタンス・レポート 2月25日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 25 February 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0206/iraqiresistancereport_250206.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◆アブグレイブ: 親米バドル旅団の襲撃をレジスタンスが撃退
Iraqi Resistance intercepts the attack of pro-American Badr Brigade
イラク・レジスタンス勢力と内務省治安部隊の後押しを受けた親米バドル
旅団の間に、アブグレイブの東で激しい戦闘が勃発した−−イスラム・メモ
が25日午後1時50分の速報で伝えた。
イスラム・メモのアブグレイブ通信員は地元の目撃者の話として、バドル
旅団の武装集団と内務省治安部隊が東の大通り沿いにアブグレイブを襲撃し
ようとしたとき、戦闘が発生したとレポートした。イラク・レジスタンス戦
士と地元の武装した住民が彼らを迎撃し、激しい戦闘の火蓋(ひぶた)が切
られた。治安部隊とバドル旅団の12人が死傷し、レジスタンス戦死2人が
死亡した。最後は親米勢力が現場から退却した−−目撃者が話した。
◆レジスタンスをバグダッドに行かせまいと米・傀儡軍がファルージャへ
US, puppet troops head to al-Fallujah to prevent Resistance fighters
from going to Baghdad to confront puppet regime forces
イスラム・メモは25日午後8時10分の速報で次のように報じた−−先
ほど、傀儡(かいらい)イラク軍の第2装甲大隊が米占領軍と一緒に、レジ
スタンス戦士が同市からバグダッドにむかうのを阻止しようと、ファルージ
ャにむかって進撃した。レジスタンス戦士の移動は、国内で宗派間の内戦に
火をつけようとするバドル旅団および内務省部隊と戦うためという。
アブグレイブおよびカルマーのイスラム・メモ通信員は、米・イラク合同
の装甲部隊が同市に到着し、周囲に陣地を構えたとレポートした。
しかしファルージャの通信員は、ファルージャの現地住民がその配置と任
務を聞いたとき、もしファルージャからバグダッドに戦士の移動を阻止する
というのが本当なら、その目的を達成するには彼らの到着は「遅すぎた」と
住民たちは笑い飛ばした、と伝えた。
◇ハリディヤ: 米・イラク合同軍の宿営地をレジスタンスが砲撃
◇ヒート: レジスタンスの狙撃手が米兵仕留める
◇ハバニヤ: レジスタンスが米サクル空軍基地を砲撃
◇ラマディ: 米軍装甲車をレジスタンスの爆弾が襲う
◆バグダッド Baghdad
◆イスラム法学者協会とサドル運動が宗派主義を非難
宗派主義の騒乱で米国を非難し米軍の撤退を求める
Sunni Association of Muslim Scholars and
Shi ‘ Muqtada as-Sadr movement denounce sectarian attacks,
blame US for sectarian violence, demand American withdrawal
イラクで宗派間の内戦に火をつけるために米占領軍によって引き起こされ
たと思われる事態のなかで、イラクのスンニ派宗教権威であるイスラム法学
者協会の代表と、シーア派の宗教指導者ムクタダ・アッ・サドルの支持者が、
バグダッドにあるアブ・ハニファ・アン・ヌマン・モスクで協議した。
サドルの代理人であるアブダル・ハヂ・アッ・ダラジ師によって発表され
た声明(アルジャジーラTVが報道)によると、スンニ派とシーア派双方の
宗教指導者は声明を発表し、そのなかで彼らは双方のモスクに対する攻撃を
「テロ行為」として非難した。
ダラジ師によると、この会談は現在起こっていることはアメリカ占領軍に
よる犯行だとし、米軍の即時イラク撤退、少なくとも軍隊撤退の期限を示す
ことを要求した。
◆ムクタダ・アッ・サドル: 「スンニ派への襲撃には参加してない」
Muqtada as-Sadr: Sadr forces not involved in attacks on Sunnis
ムクタダ・アッ・サドルは、「愚かな者に利用されないために」、サドル
派の制服となっている黒色の衣服を着ないよう支持者に命令した−−アルジ
ャジーラが報じた。
これより前、サドルは彼の部隊はスンニ派モスクやスンニ派教徒への襲撃
をおこなっていないと発表し、マフディ軍の民兵がそのような襲撃に加わっ
ていたという報告はサドル運動と結びつきのある他の勢力が黒い服を着て、
スンニ派社会とサドル運動の間に楔を打とうとしていることを示唆している
と述べた。
傀儡政権の内務省治安部隊とバドル旅団によって遂行されている襲撃が予
測されることに対して、サドル派マフディ軍にスンニ派モスクを防衛するよ
う命令をくだした。
◇アブ・ハニファ・アン・ヌマン・モスクを狙って迫撃砲弾
◆カルバラ州 Karbala’ Province
◆カルバラ: シーア派の集会場近くでで不可解な自動車爆弾
A suspicious car bomb exploded by a gathering of Shi‘ah in Karbala
イスラム・メモは25日午後12時18分の速報で、イラク南部に位置す
るシーア派の聖地カルバラにおいて、シーア派の会場近くで不可解な自動車
爆弾が爆発したと伝えた。
カルバラ在住のイスラム・メモ通信員は、初期の集計によると、この爆発
で50人以上が死傷したとレポートした。
カルバラでの爆発事件は22日のシーア派聖廟への爆弾攻撃に続くもので、
宗派間の内戦を起こすことによってイラクの将来を失わせるという、米国の
新たな策謀が始まったことを告げるものだと広く受けとめられている。
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇タリミヤ: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビーを襲う
◇サマッラ: レジスタンスが傀儡軍の車列を襲撃
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇ナハラワン: 道路脇爆弾が国家警護隊のパトロールを襲う
◆タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: レジスタンスの爆弾が傀儡軍の車列を襲う
◆ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビーを襲う
◇レジスタンスが米軍ガザリヤ基地を砲撃
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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