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[ブシェール(イラン) 26日 ロイター]
イランは、ウラン濃縮を共同で進めることでロシアと「基本的に」合意した。
両国の当局者が26日に明らかにした。しかし、イランが核兵器開発疑惑を払しょくするために自国でのウラン濃縮を凍結する兆しは、今のところ見られていない。
今回の基本合意の具体的内容は明らかになっておらず、ロシア、イラン両国の当局者ともに、完全な合意に至るまでに重大な障害があることを明らかにした。
その障害とは、主にイランが自国でのウラン濃縮作業を停止することに関するもので、国連の対イラン制裁決議を推し進めると警告している米欧などが突きつけている要求の柱でもある。
当初のロシア案は、イランが核燃料の一部を核兵器開発に転用するのではないかとの疑念を晴らすために、ロシアでイラン向けにウラン濃縮を行うという内容だった。
しかし、イランはこれまで一貫して自国でウラン濃縮作業を行う権利を主張し続けており、イランが受け入れ可能なように当初のロシア案がどのように調整され得るのかは不透明。
イランのブシェールでロシアのキリエンコ原子力庁長官と会談したアガザデ・イラン原子力庁長官は、ロシアとの合弁事業について、記者団に「われわれは、基本合意に達した。この案をまとめる協議は、ロシアで今後数日間続けられる」と語った。
(ロイター) - 2月27日8時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060227-00000590-reu-int