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http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/25/d20060225000020.html から転載。
先月の会談で、自民党の石破元防衛庁長官や逢沢幹事長代理らの議員団は、先に日米両政府が合意した、普天間基地を名護市のキャンプ・シュワブ沿岸地域に移設する計画をめぐって、アメリカ側と意見を交わしました。この中で、石破氏らは、名護市側が今の移設計画を修正しない限り、協議に応じないとしていることを踏まえ、「移設を円滑に進めるには地元の理解を得ることが重要であり、合意した内容の範囲内で、地元の意向も踏まえ、修正を加えるべきだ。アメリカ側からも積極的に呼びかけて欲しい」と提案しました。これに対し、ラムズフェルド長官は応じず、「日本側は『地元との調整に時間が欲しい』と繰り返してきたが、もはや待ったなしの段階だ」と述べて不快感を示すとともに、日本側の責任で地元を説得すべきだと迫っていたことが明らかになりました。ラムズフェルド長官の発言は、普天間基地の移設計画に地元の理解を取りつける日本政府の取り組みに、強いいらだちを示したもので、名護市側が強く反発している中で、日本政府は難しい対応を迫られることになりそうです。