★阿修羅♪ > 戦争78 > 632.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 「ブッシュ親子」様:イラク、ベネズエラ、イランが石油取引をユーロ建てに変更した!?ウソでしょ? 投稿者 アタカモ星人 日時 2006 年 2 月 23 日 11:24:03)
細かな事にクレームを付けたくはありませんが、少なくともイラクは実際に輸出を停止したようです。
ベネズエラは保有資産をドルから分散していますが、代金決済はまだドルだけのようです。
またイランについてはドルとユーロの両方が使えるように変更しています。
まあ、阿修羅の読者が○チャンネルのように書込をそのまま鵜呑みにする事はないと思いますが・・・
ただ、「ブッシュ親子の自作自演テロの11 」さんの「北朝鮮がオウムと呼応して韓国を武力で統一」しそれが成功するなどと言うのは軍事的にも、経済的にも、またイデオロギー的にもありえないと思っておりこの点については絶対に賛同できません。(一時の混乱は作れても・・・)
むしろ「その事の方」を指摘すべきではないのでょうか(^_^.)
※少なくとも新しい脅威を作出した後に朝鮮半島を統一した方が「支配層」ははるかに儲かります。
ニュースソースとなるホームページのアドレスと内容の一部を上げておきます。
株)ISSサービスセンター
http://www.isssc.com/fi/topics/21.html
[引用]
さらに、イランはユーロ決済で原油の取引を始めている。このため、ドル建てよりユーロ建て原油価格の上昇が見込まれる。もともと原油はドルで決済されてきた。イラクはユーロで原油取引を行ったことがあったが、米国のイラク占領後、ドル決済にしている。イラン情勢によっては、原油取引の通貨としてユーロがドルのライバルとなる可能性もある。その場合、ドルへの需要は減り、ドル建て原油価格は上昇すると、あるヘッジファンド運用者は指摘する。
[ここまで]
「国際石油情勢トピックス」
エネルギーに関するニュース(石油)
http://www2.town.biratori.hokkaido.jp/cgi-scripts/idemrepo.cgi
{引用します/ ここから]
[ 2000年10月31日 ] イラク・ユーロ建原油支払問題
1.ドバイ原油価格推移
10/23(31.90)10/24(31.15)10/25(30.85)10/26(31.47)10/27(30.55)10/30(30.51)
・ 中東情勢が不透明な中、26日国連がイラクの原油代をドルからユーロ建てへ変更することを承認しない場合、イラクが原油輸出を停止するとの観測から上昇したが、27日OPECがプライスバンド制に基づき増産を実施するとの見通しを受け下落。
2.中東情勢
・ 10/26、中東専門紙MEESは、イラクが原油輸出代金の受け取りをドルからユーロ建てに変更することを求めている問題で、国連が審議に時間を要した場合、11/1からイラクが原油輸出を停止する可能性が非常に高いと報じた。一方イラク石油省高官は全ての顧客に11/1から原油を受取るためにユーロベースのL/Cを用意するように伝えたことを明らかにした。
30日、国連制裁委員会は同問題を協議、変更は概ね認められる模様。また、イラクは期限を11/7に延長すると表明。
[ 2000年12月4日 ] イラクが原油輸出を停止
1.ドバイ原油価格推移
11/27(28.97) 11/28(28.39) 11/29(28.81) 11/30(27.65)12/1(25.75) 12/4(25.09)
・ 国連がイラクの12月度原油価格フォーミュラ案を却下したことを受け、イラクが12/1から原油輸出を停止したものの、米国及びIEAが備蓄原油の放出を示唆したこと、またサウジが緊急増産の可能性を表明したことを受け大幅下落した。
2.OPEC諸国動向
・ 11/27、国連制裁委員会は、イラクが申請した12月の原油価格フォーミュラをマーケットに比して低すぎるとして却下した。イラクはバイヤーに対し、12/1以降は、価格フォーミュラで算定される通常の原油代とは別に、50¢/Bのプレミアムを国連の管理枠外の口座へ支払うよう求めている。イラク案は、通常の原油価格にこのプレミアム分を上乗せしても、同国の原油が市場競争力を保てるような安い価格に設定されている。
・ 12/1、イラクは国連に提出した輸出原油の12月価格フォーミュラが却下されたことを不服とし、12/1より原油輸出を停止した。同国石油省報道官は、イラクは自国の姿勢と権利を堅持する決意だと述べ、自国案に固執する考えを示した。
・ 12/1、リチャードソン・米エネルギー省長官は、イラクが原油輸出を停止した場合の対応として、戦略備蓄(SPR)放出を含む全ての可能な対応策について、IEA、メジャーズと協議を行っているとの声明を発表。
・ 12/1、国際エネルギー機関(IEA)のブリドル事務局長は、イラクの原油輸出停止にともない備蓄原油を放出する正当な理由が認められた場合、迅速に対応できる準備が整っているとの声明を発表。
[ここまで]
田中宇の国際ニュース解説 「イラク侵攻とドル暴落の潜在危機」
2003年3月11日 田中 宇
http://musume80.exblog.jp/1182997
萬晩報 「米国を震え上がらせるイラク原油のユーロ建て輸出」
2003年03月05日(水)
ドイツ在住ジャーナリスト 美濃口 坦
http://www.yorozubp.com/0303/030305.htm
産油国のユーロシフトの動きについては
ロイターの記事が参考になります。
ロイター・ジャパン株式会社
「世界通貨の興亡-- ドルとユーロの二極制の時代幕開け」
http://www.effix.fr/japan/trader/backnumber/94/topics2.html
増田俊男の時事直言 bQ60号 (2004年8月2日号)
「クリントンの遺産:アメリカ国家存亡の危機」
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h16/jiji040802_260.htm
「以下は引用]
「2000年11月、イラクの大統領サダム・フセインが自国の石油決済通貨を(フランスのシラク大統領に誘導されて)ドルからユーロに切り替えると宣言したことは、アメリカに大きなショックを与えた。アメリカはイラクの石油を買うためにドルを発行してユーロを買わねばならいばかりか、もしイラクに従う国が続出したらドル基軸制に傷がつく危険性があったからだ。まさにドル崩壊の危機である。イラクに続いてOPEC(石油輸出国機構)も決済通貨をユーロに換えた。」