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海自極秘暗号が流出、ネットで「完全オープン」
護衛艦「あさゆき」1等海曹
護衛艦「あさゆき」(写真後方)からの軍事機密流出で額賀防衛庁長官(顔写真)の進退問題に発展か?
海上自衛隊の艦艇が使用する暗号をはじめ、大量の内部資料がインターネット上に流出していることが23日、分かった。流出した資料には暗号を解読できる表など軍事的に超重要な機密文書も含まれており、関係者からは「太平洋の安全保障を脅かす可能性もある」との声もあがっている。防衛施設庁を舞台とした談合事件とともに、防衛庁トップの責任問題に波及する可能性もある。
流出は長崎県の佐世保を母港とする護衛艦「あさゆき」(3050トン)を中心とした内部情報で、同艦の電信室に勤務する1等海曹(41)のパソコンにファイル共有ソフト「Winny」(ウィニー)をインストール。ネット上へ無差別に情報を流出させる「仁義なきキンタマウイルス」に感染して、21日ごろからネット上でだれでもダウンロードできる状態となっている。
額賀防衛庁長官
流出した資料はワープロソフトで作成した文章や表計算ソフトの表など500点以上にのぼり、隊員同士の緊急連絡簿から福利厚生に関する内部資料や隊員へ配布する注意書き、「電信室 ジュース・アイス争奪戦」といったお遊びの資料まで多岐にわたる。
中でも「暗号関係」と題されたファイルには100点以上の超機密文章が存在。「任務、目的記号」というアルファベットと数字を組み合わせた暗号解読表とみられる資料や「側方観測換字表」という射撃の距離計測を暗号化するための解読表といった国防上、超重要な機密文章が多数含まれ、いずれの文章にも赤字で「秘」といった印が付されている。
このほか「極秘」と記された電文の受信記録や内部文章など、一目で相当ヤバいと推測できる資料が複数含まれていた。
ご丁寧にも同艦に搭載されている通信機器の使用手順書やイージス艦を含めた海上自衛隊の主要艦艇がどの種の通信機器をいくつ搭載しているかがわかる一覧表、海上自衛隊の各種通信機器の問題点や疑問点、弱点をまとめた冊子といったものまで流出している。
英文の暗号らしき文章もあり、国防に詳しい関係者は「被害は海自と密に連携する米海軍にもおよび、太平洋上の安全保障も揺るがしかねない」とコトの重大さを懸念する。事実、今回の情報流出で暗号が白日のもとにさらされた状況ゆえ、海自は一から通信体制を見直す必要に迫られることになる。
機密文章の中には20代海士長の「供述調書」もあり、「0230頃Barに行きました。そこではカクテル2杯を飲んだと思います。(中略)ウトウトと寝てしまい通信士の自宅に0725に連絡があって、早急にタクシーに乗り艦に向かいました」と、寝坊の顛末(てんまつ)が事細かに記載されているものもあった。
海上自衛隊幕僚監部広報は「流出があったとは聞いているが現在、事実関係を確認中。今の段階で何もいえない」と話している。
ZAKZAK 2006/02/23
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_02/t2006022303.html