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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(19日)パレスチナ議会が新議員で初会議
★(20日)政府が自治政府への送金を即時中止
★(21日)無人偵察機で空から交通違反を摘発
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2006年1月19日(日)
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*昨日のパレスチナ議会で演説した自治政府のアッバス議長は、自治政
府の過去の和平合意を遵守するよう新政権に要請。しかし、ハマスか
ら選出されたドウェイク議会議長は拒否する演説を行った。(P,H,7)
*エルサレム近郊のマーレーアドミームに住む45歳の住民が、犬の散
歩中にパレスチナ人に腹部などをナイフで刺されて重傷。テロ攻撃に
よるものと見られている。(P,H)
*米国のライス国務長官が月曜から5日かけて中東諸国を訪問。各国に
ハマス政権への支援を控えるように呼びかけるのが狙い。(P,H)
*米国は自治政府に5千万ドルの支援金の返還を要求。ガザ復興のため
に支出された支援金は、まだ大半が未使用になっている。(P,H)
*労働党のペレツ党首がモロッコを訪問し国王と会談。イスラエルの敵
はテロリストであり、アラブ大衆は敵ではないと説明した。(P)
*ロシア外務省がハマスの招待について釈明。ハマスを仲間はずれにし
ないように交渉はすべきだが、ハマスは軍事部門を廃止し、政治的に
和平への道を目指すべきだとの考えを示した。(H)
*ナチス残党の追跡で知られるシモン・ウィーゼンタール・センターが、
エルサレムに博物館建設の計画を進行中。しかし敷地に昔の墓がある
との理由で、アラブ人が建設差し止めの訴訟を起こしている。(P)
*米国ジョージタウンで親パレスチナ団体PSMが行ったイスラエルへ
の投資中止を呼びかける集会は低調。ガザからの撤退やイスラエルの
中道化でPSMの活動は支持を失っている。(P)
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2006年1月20日(月)
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*昨日の閣議で自治政府への送金を即時中止することが決定。しかし、
カルテットは先月、ハマスの正式政権発足まで暫定的に援助を続ける
ことが決まっていたため関係国から批判も出ている。(P,H,7)
*ガザの防護壁の近くで爆弾を仕掛けていたPRCのメンバーを国防軍
がミサイル攻撃し、うち2人を殺害した。(P,H)
*ヨーロッパのユダヤ人団体がイランのアフマディネジャド大統領を扇
動の罪で国際司法裁判所に起訴へ。ただし、イランは国際司法裁判所
を承認していないため、裁判の意味は無い。(H)
*ハマス政権がエリコのカジノを閉鎖へ。1998年に開業し、自治政
府高官が私腹を肥やしていると非難されていた。(P,H)
*ハマスのダマスカス本部の指導者マシャールが、イランを訪問。イラ
ンはハマス新政権への支援を約束した。しかしハマス内部では、イラ
ンがパレスチナ内政への発言権を増すことに懸念を示す声も。(P)
*先週はテロ事前情報が急増。ハマスがテロを控えている間に、イスラ
ム聖戦などが争ってテロ実行を目指していると見られている。(P)
*「核兵器の使用はイスラム法で認められる」と、イランのイスラム教
指導者が発言。イラン政府はこの種の発言が報道されないようにして
来たが、他国に警告するため報道させたと見られている。(H)
*イスラエルと米国が開発したミサイル防衛システムをトルコが購入か。
イランがミサイルを増強していることへの対抗策。(H)
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2006年1月21日(火)
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*米国政府の中東担当者ウェルチ氏らが、週末にイスラエルとパレスチ
ナを訪問へ。両首脳と会談しハマス政権への対応を協議する。(H,P)
*ファタハとハマスが連立政権を組む可能性を、自治政府のアッバス議
長が示唆。すでに協議が開始されているもよう。(H,P)
*ナブラス近郊のバラタ難民キャンプで国防軍が大規模な逃亡テロリス
トの拘束作戦。銃撃戦でイスラム聖戦の幹部が死亡した。(H,P)
*NATO軍の代表団が早期警戒機に乗ってイスラエルを訪問。最近、
NATOとイスラエル国防軍の関係は強化している。(P)
*ハマス政権は相手にしないとの閣議決定にもかかわらず、国防軍はパ
レスチナ自治警察との連携体制を維持していることが判明。自治警察
がハマスの支配下に入った段階で体制を見直す。(H)
*ベツレヘムからエルサレムのギロ地区を狙っていた迫撃砲と8発の砲
弾を国防軍が発見。エルサレムに対する砲撃未遂は初めて。(H)
*ハマス政権がゼエビ観光相殺害犯らを釈放すれば厳しい報復を行うと
国防軍が自治政府に警告。ハマスの大勝後、自治政府はすでにエリコ
の監獄から多数の政治犯を釈放しているもよう。(H)
*国防軍のチーフラビ候補で、安息日に関する柔軟な解釈で知られるロ
ンスキー師が「安息日にテロリストの手当は避けよ」との裁定を出し
ていたことが判明。ユダヤ教指導者から非難が出ている。(H,P)
*軍用の無人偵察機で高空から交通違反を監視し、地上で逮捕する手法
を警察が実験。逮捕された運転者たちは驚いて「やっていない」と否
定したが、ビデオ映像を見せられ納得していたという。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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