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http://plaza.rakuten.co.jp/chiaki1000/diary/200602200000/ から転載。
しんぶん赤旗2月20日によると、
(赤旗記事の検索で出てこないので全文載せます)
「イラク中部のファルージャで米軍が国際法で禁止されている白リン弾を一般市民に使用したことを示す映像をイタリアの公営テレビTG3が昨年11月に放映し、大きな反響を呼びました。
他の欧州諸国や中東諸国でも放映されました。
この映像はファルージャの医師ハディドゥ氏らが撮影した6本のDVDを編集したものです。
イタリアでの放映直後、ドイツに亡命していたファルージャの『人権センター』のダラージ執行部議長が国営テレビTG3に招かれ、ローマで記者会見。
「イラクは長い歴史と文化で栄えた国です。民主化以外に外国の軍隊はいりません」
と強調しました。
同氏は米軍がファルージャでクラスター爆弾を1分間に25発の割合で投下したこと、障害児が多数生まれていることも明らかにしました。
この記者会見には英国人を含む多数の記者が参加しました。
この映像がイタリアに伝えられたきっかけは「イタリア・イラク友好協会」がイラク代表を招いたことでした。
協会はDVDを「殉教の町ファルージャ」として独自に編集。
9月以降、革新諸党の機関紙祭りや「平和主義者たちの会」、地域のサークル「コムニタ・ディ・サンパオロ」、ローマ大学などで放映活動を行なってきました。
放映は今年も続いています。
この活動を通じて、「バスタ・グエッラ」(戦争はもうたくさん)、「自由イラク」などの平和団体、友好協会との恒常的な協力関係が生まれました。
1月半ばには革新県政ローマの県庁の一室にあふれんばかりの人が集まり、イラクの平和回復を願い、革新系諸党の国会議員を勇気づけました。
(ローマ在住 上野幸子 写真も)
【白リン弾】
発火点が34度の可燃性猛毒物質白リン(別名、黄リン)を使用した残虐兵器。人体に白リンが付着すると皮膚や肉が焼け、気体を吸い込んでも致命傷になります。特定通常兵器使用禁止制限条約(1980年採択)の第三議定書は、物質の化学反応によって生じる火炎、熱などで人にやけどを負わすことを目的にした武器、弾薬について、民間人への使用や、人口密集地の軍事目標への空からの攻撃を禁止しています。
米国は条約本体は批准していますが、第三議定書は拒否しています。