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CNNからhttp://www.cnn.co.jp/usa/CNN200602190011.htmlより引用
フセイン元大統領の肉声テープ「英米でテロ発生する」
2006.02.19
Web posted at: 19:24 JST
- CNN
ワシントン(CNN) イラクのフセイン元大統領が1990年代、英米で大量破壊兵器によるテロが発生する可能性を側近に指摘している肉声テープが明らかになった。
テープはイラクの大量破壊兵器開発疑惑に関する資料の一部で、米政府がイラク開戦後に入手し、情報当局によって本物と鑑定されている。以前テープの内容を翻訳した元国連武器査察官のビル・ティアニー氏が、バージニア州アーリントンで開催された民間の会議「インテリジェンス・サミット」に提供した。
CNNが通訳6人を通じてテープの内容を確認したとところによると、フセイン氏はアジズ副首相(当時)に対し、「8月2日」よりも前に大量破壊兵器によるテロ攻撃の危機が迫っているとの認識を英米当局者らに示していたと語るとともに、イラクが攻撃に関与しないと明言している。8月2日は、1990年のイラクによるクウェート侵攻の日を指すものとみられる。
フセイン氏はまた、国連査察団に対して生物兵器開発に関する情報を隠すべきかを、査察団への対応を担当していた義理の息子フセイン・カメル中将(当時)と話し合っている。
録音の具体的な時期は不明。アジズ氏は米国によって現在も拘束され、人道罪などで起訴されている。また、カメル氏は1995年8月にヨルダンに亡命した後、翌年イラクに戻り、フセイン氏の長男ウダイ氏の命令で処刑された。
カメル氏は95年9月、CNNに対して大量破壊兵器の所有疑惑を否定する一方、国連査察団への対応で一部情報を隠すよう指示されたことを認めていた。