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2006年02月20日21時16分
http://www.asahi.com/international/update/0220/012.html から転載。
フィリピンの大統領府マラカニアン宮殿の庭で20日、ごみ箱が爆発した。けが人はなく、爆弾などが使われた形跡はないが、「国軍改革派若手将校同盟」を名乗る犯行声明がメディアに送りつけられた。アロヨ大統領は緊急閣議を招集し、一層の警備強化を指示した。
フィリピンでは25日、マルコス政権が崩壊した政変から20年の記念日を迎える。これを前に反アロヨ集会が予定されているほか、先週末から再びクーデター情報が駆けめぐり、警察はマニラ首都圏に1万7000人を配置して最高度の警戒態勢をとっていた。
爆発があったのは宮殿内のマビニホール前の芝生で、メディアの詰め所から約100メートル離れたところ。ゴミ箱と中の廃棄物がバラバラに飛び散り、周囲の木の枝が折れるなどした。アロヨ大統領は宮殿内で来客と昼食中だった。
警備担当者は「爆発装置などは発見されていない。ゴミ箱内でラッカー類が揮発し、たばこの火に引火したのではないか」としているが、報道各社にファクスで送られた犯行声明は「大統領が辞任するまで爆破攻撃を続ける」としている。