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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/02/15
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106971445?page=1#106971445
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/02/18 (土)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年2月15日付
◇拷問用秘密監獄の報告書を受けて行動提起
◇ファルージャの自動車爆弾で米兵2人死亡
◇アブグレイブ: レジスタンスの待伏せで米兵6人死亡
◇ハリディヤ: 米軍とレジスタンスの間に戦闘勃発
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□イラク・レジスタンス・レポート 2月15日 水曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 15 February 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0206/iraqiresistancereport_150206.htm
◆バグダッド Baghdad
◆拷問用秘密監獄の報告書を受けて行動提起
Appeal for action issued, as location of secret torture prison
イスラム・メモは15日午後9時15分の速報で、イラク内務省の内部関
係者がイスラム・メモ通信員に内務省が管轄する秘密監獄の所在地を明かし
たと報じた。その施設は米占領当局にさえ知られてなく、そこには数百人の
収容者が秘密裏に拷問(ごうもん)され、長期に監禁されている。
バグダッドのイスラム・メモ通信員はこの情報源が2005年11月に見
つけられた施設に似た大収容所の所在を明らかにしたとレポートした。スン
ニ派イラク人300人以上を収容し屈辱的な拷問をおこなっているこの監獄
は、米占領当局にさえ知られていない。そのようなわけで、獄内の収容者は
イラク国内の拘束者名簿にも記載されてなかった。
匿名(とくめい)を求めたこの情報源は、イスラム・メモの取材に、秘密
監獄はサダム・フセイン大統領の息子の邸宅敷地内にあり、バグダッド市カ
ラダ地区のマスバにあって、地元ではカスル・アル・キバブという名前で知
られる建物である。監獄はいわゆるハテム・ムフリス率いるイラク国民党の
本部に隣接している−−この情報源が話した。ハテムは最近の「選挙」で落
選した候補者の1人である。
この情報源は次のように話した−−この監獄は「経済的安全確保のための
監獄」という名前をつけられて公的なカムフラージュのもとにあるが、実態
はシーア派至上主義者であるバドル旅団の民兵と傀儡イラク内務省の治安部
隊ショック・トループによって私的に運営されている。彼はまた、収容者の
中には7人の女性と、まる1年以上投獄されている大勢の男たちがいる、と
話した。「中には何ヶ月も日の光を見たことがない者もいる」と。
施設内の状況は他のいかなる拘留施設あるいは世界の監獄とも比較できな
い、と情報源は続けた。収容者に対する拷問と尋問を担当している者のほと
んどがイラン人である。
この施設には「攻撃部屋」とも言われる独立した獄房があり、バドル旅団
に捕まった拘束者がここで殺された。
2005年11月に大きく報道されるなかジャディリヤの拷問監獄が明る
みにでて米軍によって閉鎖されるまで、この監獄はイラク内務省にとっては
副次的な施設だった。しかしジャディリヤの監獄が閉鎖されたあとは、この
施設がバドル旅団の運営する主要な秘密監獄となった。
イラク・レジスタンス・レポートは、イスラム・メモを通じてすべての人
道組織と人権団体に発表されたアピールを出し、報じられた現地におもむい
て、真実をあばくよう提起した。このレポートが重大なことだという徴候は
、イスラム・メモがジャディリヤの拷問用監獄について最初に報道したニュ
ース・メディアだったという事実からも裏づけられるだろう。
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◆ファルージャ: レジスタンスの自動車爆弾で米兵2人死亡
Two US troops reported killed in Resistance car bombing in al-Fallujah
ファルージャ市内を通行中の米軍パトロール部隊のそばで、イラク・レジ
スタンスの自動車爆弾が破裂した−−クドス・プレスが報じた。アメリカ兵
はそこらじゅうへの無差別銃撃で応じた。
クドス・プレスのファルージャ特派員は、14日夜8時30分頃に、アル
・ハドラ・アル・ムハンマディヤ・モスク近くのサルサル通りで自動車爆
弾が破裂したと伝えた。この爆発で米軍ハンビーが破壊され、米兵2人が殺
された。現地の目撃者は、アメリカ兵が一帯への無差別銃撃で応じたため、
地元の一般市民2人が殺されたと報告した。
15日には、ファルージャ住民が米占領軍とイラク傀儡(かいらい)兵に
よる「大量連行と殺害」に抗議してデモをおこなった、とクドス・プレスが
報じた。怒りで集まってきた大勢の人々が、今回のアメリカ兵の銃撃で14
日夜に殺された2人の民間人の遺体を埋葬した。
◆ハリディヤ: 14日夜から15日昼まで戦闘
Battle rages from Tuesday night until midday Wednesday
15日朝、ラマディ近郊のハリディヤ地区で、イラク・レジスタンスと米
占領軍とのあいだに激しい戦闘が発生した。
クドス・プレスの記者は目撃者の話として、レジスタンスが14日夜に米
軍を激しくロケット弾で攻撃し、15日朝にはレジスタンス戦士を捜索する
ため米軍が大勢の兵力を一帯に差し向けることになった、と伝えた。
記事を書いている時点で、クドス・プレスの記者はユスフ・アッ・ドレイ
ミと名乗る傀儡イラク警察が次のように語ったと報じた−−「戦闘は15日
朝まで続いた。アメリカ兵は戦闘準備を整えたレジスタンス戦士の背後に回
ることに失敗したあと、空からの援軍を要請した」。
アッ・ドレイミは米軍機がその地域上空を旋回するのが見えたと話した。
米軍の攻撃ヘリはその地域周辺の果樹園を銃撃し、レジスタンス戦士がそこ
にまだ潜んでいると考えて、多くの果樹園を炎上させた。
◇ファルージャ: 米軍司令部に中距離ミサイル撃ち込む
◇ラマディ: レジスタンスが市内の米軍陣地に砲撃
◇ヒート: レジスタンスの爆弾が米軍車列を爆破
◇アブグレイブ: レジスタンスの待伏せで米兵6人死亡
◆バグダッド Baghdad
◇拷問用秘密監獄の報告書を受けて行動提起
◇ムサンナ飛行場での新兵募集業務を車爆弾で攻撃
◇サダム国際空港の米軍基地むけ補給車列を待伏せ
◇アザミヤ: 警察のパトロールを狙って自動車爆弾
◇カラダ: ショック・トループを狙った自動車爆弾
◇バグダッド南東: 警察のパトロールを狙って自動車爆弾
◇バグダッドの南: レジスタンス戦士が「国家警護隊」の中佐を殺害
◇バグダッド南部: レジスタンスが傀儡警察幹部を暗殺
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇バラド近郊: 路上爆弾で米兵2人死亡
◇ 同 : 武装した男たちがスンニ派農民11人を殺害
◇ドルイヤ: 空挺部隊を投入して米軍が住民を拘束
◇サマッラ: ショック・トループを狙って道路脇爆弾破裂
◇ 同 : ショック・トループ司令部を砲撃
◇タリミヤ: 傀儡の「国家警護隊」がモスクを銃撃
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: レジスタンス戦士が警察パトロールを待伏せ
◆タミン州 At-Ta’mim Province
◇ハウジャ: レジスタンスの手榴弾(しゅりゅうだん)で米兵3人死亡
◆ナジャフ州 An-Najaf Province
◇ナジャフ: 米軍がマフディ軍の民兵を殺害、逮捕
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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