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米空軍嘉手納基地が18日午前11時から正午まで、米軍機3機が下地島空港=宮古島市=を使用すると管理者の県に通知していたが、同日は飛行せず、県に19日に使用するとあらためて通知した。同空港の軍事利用を容認していない県は使用自粛を米軍に要請している。地元労組などが通知に反発、抗議行動を取った。県の担当部署は19日も待機体制を強いられる。
使用機種は、フィリピンで実施される米比合同演習「バリカタン」に参加するKC130空中給油機1機、HH60救難輸送ヘリ2機。
県は18日、空港課と基地対策課が待機したが、通知時間中に米軍機は姿を現さなかった。同日午後零時半前、米軍から18日中は飛行を中止し、使用通知を19日に延ばすと連絡してきた。具体的な時間帯は知らせていない。
米軍から外務省沖縄事務所への連絡によると、急な天候の悪化や機体の不調など、空中給油ができない不測の事態が生じない限り、米軍側は空港使用は回避する姿勢。
同基地が県空港課に提出した「空港使用届け出書」などによると、フィリピンに向かう際、天候不良時に空中給油ができない場合のみ、着陸して地上で給油したいとの意向を伝えている。
米軍側は15日、17日の下地島空港使用を通知していたが、17日午後、24時間の延期を通知していた。県基地対策課は15、17の両日、「緊急時のやむを得ない事態以外は、飛行を自粛すべきだ」などと嘉手納基地側に要請した。
県の府本禮司基地防災統括監は「今回は、万が一の事態以外は使用しないという感触だが、下地島空港の軍事利用は自粛してほしい」と述べた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-11260-storytopic-3.html