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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(12日)シャロン首相が緊急手術で大腸を切除
★(13日)死海付近の道路は危険と専門家が警告
★(14日)ファタハが権力維持のため最後の努力
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2006年2月12日(日)
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*シャロン首相が大腸に炎症を起こし、緊急手術。4時間の手術で大腸
の3分の1に当たる50センチを切除した。容体は安定しているが、
首相が回復する可能性は低くなったと専門家は分析。(H,P,7)
*ロシアがハマスの代表を招こうとしている問題で、イスラエル政府は
事態を静観する構え。米国がすでにカルテットの立場を守るようにロ
シアに要求しているため、ロシアの対応を見守る。(H,P,7)
*IAEAがイランの要求を受け、各施設の監視装置を撤去。IAEA
は要求に応じてほとんど全ての装置を撤去。アフマディネジャド大統
領は、ウラン濃縮を行い、核開発を推進することを宣言した。(H,P)
*ハマスが自治政府組閣についての話し合いを完了したと発表。首相は
ハニエに内定したものと見られている。(H)
*法務省が裁判費用の値上げを検討中。訴訟の乱用を防ぐのが狙いだが、
低所得層に不公正だと法律家協会は反対している。(H)
*イスラム聖戦がガザでデンマークに反対するデモ。デンマークが謝罪
しなければテロを行うと指導者のハビブは脅迫した。(H)
*武装勢力に誘拐されていたエジプトの外交官が解放された。この誘拐
は、ファタハもハマスも非難した。武装勢力はエジプト政府に対して、
収監中の全パレスチナ人の釈放を要求していた。(P)
*福音派クリスチャンがオリーブ山に礼拝用テントを設置することをエ
ルサレム市役所が許可。期間は2ヶ月だが、延長の可能性も。アジア
と関係の深いエルサレムのクリスチャン団体が企画した。(P)
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2006年2月13日(月)
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*オルマート首相代行は、自治政府の閣僚でもハマスのメンバーは相手
にしないとの方針を閣議で再確認。(H,P,7)
*ロンドンの親パレスチナ団体が、防護壁の建設に関わった建築会社や
技術者などをボイコットすることを呼びかけ。イギリスの教会も壁建
設に関わる会社から資本を引き上げる方針を表明している。(H)
*ハマスを公認するロシアの動きをけん制するため、ハマスがチェチェ
ンのテロを支持していることを示す資料を政府がロシア政府関係者に
配布中。ハマスはチェチェンのテロを賞賛している。(H,P)
*労働党は選挙キャンペーンを社会問題に集中させることに決定。失業
率を9%から5%に引き下げることを公約に掲げる。(H,P)
*ドイツのスタインマイヤー外相が今日から、イスラエル、パレスチナ、
ヨルダンを訪問へ。ハマス政権への対応を協議するため。(H,P)
*アモナの強制撤去で負傷した右派活動家らによる警官に対する告発が
10件。しかし、暴行に及んだ警官の特定は困難か。(H)
*ガザでは先週のテロで閉鎖されていたエレズ検問所の通行が再開。ま
た、カッサムロケット砲数発がイスラエル側に着弾した。(H,7,P)
*デンマークがシリア、イラン、インドネシアから大使館職員を退去さ
せた。風刺画問題で安全が確保できないため。(H)
*死海周辺の道路で陥没の恐れがあると専門家が警告。この地区では地
下の侵食による道路陥没が多発しており、走行中の自動車が落下する
と大事故の危険性がある。(P)
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2006年2月14日(火)
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*モファズ国防相が来年から段階的に兵役を短縮する計画を発表。選挙
前のこの時期に発表するのは人気稼ぎだとの批判も。(H,P)
*憲法素案が国会の委員会を30対19で通過。カディマ、労働党、リ
クードは賛成に回ったが、右派は政教分離に反発。(P,7)
*ハマスの指導者ザハルが、欧米からの経済援助を得るために方針を変
えることを拒否し「サタンの金はいらない」と語った。(H,P)
*ヨルダン渓谷地帯へのパレスチナ人の立入が昨年から大幅に制限され、
生活に影響が出ていると、ハアレツ紙が報告。(H)
*パレスチナ議会で、旧議員による最後の討議。アッバス議長に強い権
限を与えることを決めたため、ハマスは反発している。(H,P)
*イランの各紙が「西欧における言論の自由の限界は?」との題でホロ
コーストを揶揄する風刺画の公募を開始。オーストラリアの風刺画家
が応募したと発表されたが、本人は否定している。(H,P)
*パレスチナのジャーナリストや編集者が「ハマスの支配下に入るのは
いや」とアッバス議長に陳情。議長はパレスチナ放送公社などを情報
相ではなく議長直轄にする制度変更を行った。(P)
*ハマスがガザ北部で武装勢力からの武器回収を進めていることが判明。
国際社会にハマスの統制力を示すためか。武器を独自管理しファタハ
傘下の自治警察に対抗する武力を蓄えるためと見られている。(H)
*昨日はトゥ・ビシュバット(木の新年)となり、各地で植樹祭。聖書
時代はこの日を基準にして収入を計算し、什一献金を捧げた。(7)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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