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(回答先: 米からの攻撃目標とされそうなイランの核施設画像マップと「米がイランの核施設の攻撃を計画」の原文(Iran Focus) 投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 2 月 13 日 10:38:03)
Sun Shine さん、貴重な情報をご提供頂き、ありがとうございます。
以下、原文の要約+マイ・コメントです:
(1) 英紙サンデー・テレグラフによれば、米国が攻撃目標とするイラン国内の施設は9箇所:
ウラン鉱山2ヶ所、ウラン鉱山+ウラン精錬所1ヶ所、イエローケーキ精錬所1ヶ所、兵器搭載級ウラン濃縮所1ヶ所、原子炉研究所+放射性廃棄物貯蔵庫1ヶ所、軽水炉1ヶ所、重水炉1ヶ所、核廃棄物貯蔵庫1ヶ所。他に、計画中の原子炉1ヶ所。
(2) 米国は、美しい古都イスファハン、中部のナタンズ等、多くのイラン国内の戦略施設が地下にあるため、バンカーバスター登載のB2ステルス爆撃機による攻撃を検討しているが、その支援のため、2年以内にはペルシャ湾内の潜水艦の武器庫に巡航ミサイルを実装の予定とされる。
(3) 一方、ジェーン年鑑によれば、イラン側の巡航ミサイル(旧ソ連邦製)の射程距離内には、イスラエルを含む中東、東アフリカ、東欧、ヨーロッパ・ロシアおよびインドがある。さらに長距離のイランのミサイルは、開発途上にある。
(4) 主要な上院議員たち(共和党ジョン・マケインや民主党ジョー・リーベルマン)は、イランが核保有国になるのを許すよりは、2年以内に米国がイランを攻撃することを支持している。
これは、彼ら上院議員が、イスラエル国家を樹立した勢力の意見を代弁していることを意味する。
(5) ポイントは「攻撃が2年以内」という点にある。それは、「潜水艦の武器庫に巡航ミサイルを実装できるようになるまでの期間」と一致する。
(6) 今回、この情報が英紙からもたらされたのは、この計画の実施に英国が難色を示しているからに他ならない。
英国は、「米国+イスラエルのイラン攻撃」と「イラン+ロシアの応酬」によって、欧州が核の戦場になることを危惧している。