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法廷で「ブッシュを倒せ」などと叫ぶフセイン被告
CNNからhttp://www.cnn.co.jp/world/CNN200602130023.htmlより引用
フセイン元大統領、「出廷を強制された」と反抗 高等法廷
2006.02.13
Web posted at: 21:04 JST
- CNN/REUTERS
バグダッド――戦争犯罪に問われているイラクのフセイン元大統領らに対する公判が13日、バグダッドの高等法廷で開かれ、元大統領ら8被告が出廷した。フセイン被告は「ブッシュ(米大統領)を倒せ」「イラク万歳」などと叫び、以前にもまして反抗的な態度を示した。
フセイン被告は、これまでのスーツ姿から一転し、ジャケットの下にアラブの民族衣装を着けて入廷。「これは法廷ではなくゲームだ」と主張し、「出廷を強制されている」と不満を申し立てた。またフセイン被告の異父弟、バルザン・イブラヒム被告も、大声で叫び、床に座り込むなどして抵抗した。
1日に行われた前回公判では、フセイン被告らと弁護団が、新たに就任したアブドルラフマン裁判長の法廷運営を不服として出廷を拒否した。弁護団は13日の公判についても、「われわれもフセイン被告も出廷しない」とボイコットを表明。法廷は新たな弁護団を指名したが、フセイン被告らは受け入れを拒否している。一方、検察側は「法廷は、被告らが拒否しても強制的に出廷させることができる」との見解を示していた。
高等法廷では、1982年にイラク中部ドジャイルで起きた住民虐殺をめぐり、元大統領らの責任が問われている。法廷の情報筋によると、今回の公判では旧フセイン政権の元幹部2人が、検察側証人として証言する予定だった。しかし、このうちの1人で大統領府の責任者を務めていたアハメド・クダイル氏は、「力ずくでここに連れて来られたが、証人になることを了承したわけではない」と述べ、証言を拒否した。
公判ではこのほか、被害者とされる住民や遺族らの証言が読み上げられた。フセイン被告はこれを途中で遮り、「政治的意図がある」などと非難した。