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ミュンヘン・オリンピックにおけるパレスチナ・ゲリラのイスラエル選手襲撃と
それに対するイスラエルの報復を題材としたスティーヴン・スピルバーグ監督の
映画『ミュンヘン』を観てきました。
素晴らしい作品です。映画を観て、こんなんい打ちのめされたのは、本当に
何年ぶりかの事です。
この映画に登場するユダヤ人たちは、ドジで、心が定まらず、仲間同士で
喧嘩をしたり、色仕掛けに引っかかったりと、失敗ばかりして居ます。
そして、イスラエル人である主人公が、最終的に、イスラエル国家に
強烈な不信感と憎悪を抱き、イスラエル国家を代表する人間と、その
人間関係を決裂させるに至るこの映画の内容は、スピルバーグがユダヤ人
であり、かつては、『シンドラーのリスト』を作った映画監督である事を
思ふと、驚愕以外の何物でも有りません。
映画の内容は、あくまでもフィクションですが、モサドとCIAの軋轢を
描いて居る事など、アメリカで、この様な映画を作る事が可能であったと
言ふ事自体が、私には驚きでした。
皆さん、是非、この映画を御覧下さい!
西岡昌紀
http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokamasanori/
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/dohc/dohc9708.html