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ブッシュ夫人:ローマ教皇はテロを憂慮(レップブリカ紙)〜諷刺画事件に’テロ’の言葉
イスラム世界の怒りの抗議に、バチカンは「テロリズム」の言葉が使いました。
マホメット諷刺画事件を受けて警備が強化されたトリノ冬季オリンピックを
訪れたローラ・ブッシュ夫人が、バチカン市国のラツィンガー教皇と会談。
その際、教皇がテロリズムを憂慮していると述べたとのこと。
イラクのキリスト教会が’テロリスト’の襲撃を受けたのに続き、トルコ在住
イタリア人神父が教会内で「モハメット諷刺画に非常に傷ついた」と自供して
いるというイスラム教徒の少年に銃殺され、またトルコの別の教区の司祭たちが
トルコ人若者グループに「皆殺しにしてやる。アッラー・アクバル」と暴行を
受けたと報告しています。
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レップブリカ紙記事全訳
http://www.repubblica.it/2006/a/sezioni/esteri/paparantzinger2/laurbush/laurbush.html
ローラ・ブッシュ 教皇と面談
”ラッツインガーはテロリズムを憂慮しています”
ファーストレディ 諷刺画問題に ”反応は暴力であってはいけない”
ベネディクト16世 ”平和と寛容に希望を見出したい”
バチカン市国発- トリノオリンピック列席のためにイタリアを訪れている
米国大統領ジョージ.W ブッシュの妻ローラ・ブッシュさんが、本日教皇の
謁見を受けた。 会談の中で、ラッツインンガーがテロリズムの台頭と
モハメット諷刺画公開後にイスラム世界に広がった暴力の嵐を憂慮していると
述べた。 教皇庁のことばを引用したのは、同行米国記者団のインタビューに
応じたブッシュ夫人。
「テロリズムを危惧しておれれる。そしてすべての人々が隣人を尊重できるように、
平和と寛容に希望を見出したいとおっしゃいました。これは私たちの希望でも
あります」。
ブッシュ夫人はまた、諷刺画と多くのイスラム教国で起きた激怒の反応について
私見を述べた。 「反応は暴力的なものであってはいけません。 イスラム教徒は
諷刺画に傷ついたことと思いますが、彼らの憤慨は理解できても暴力は理解
できかねます。 世界のすべての人々が、暴力はもうたくさんと宣言すべき
でしょう」。
米国のファーストレディと令嬢バルバラは、教皇庁のオープンな歓迎を受けた。
挨拶を交わした後に、教皇は彼らのイタリア滞在が平穏なものであるようにと
祝福をした。 「私はオリンピック出席に不安な気持ちでいます」と
ファーストレディは答えた。