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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/01/30
http://www.asyura2.com/0601/war78/msg/312.html
投稿者 white 日時 2006 年 2 月 10 日 20:29:59: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/01/30

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106943506?page=1#106943506

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/02/10 (金)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年1月30日付
 ◇イラクの教会爆破犯は米、イスラエル、イランの秘密組織
 ◇ラマディで激しい戦闘勃発
 ◇スレイマニヤ: 鳥インフルエンザH5N1


(紹介する日付が前後してすみません)

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□イラク・レジスタンス・レポート 1月30日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 30 January 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0106/iraqiresistancereport_300106.htm

◆バグダッド Baghdad

◇イラクの教会爆破犯は米、イスラエル、イランの秘密組織
guilt for criminal bombings of Iraqi churches lies with
the US, Zionist, and Iranian secret services

 1月29日、バグダッド、キルクーク、モスルで7件の爆発事件がイラク
のキリスト教会を襲った。バグダッドでは5ヶ所の教会が狙われた。バグダ
ッドにおける5件の爆発事件では少なくとも9人が死亡したと報じられた。
キルクークでは3人が死亡し6人が負傷したといわれており、モスルでは4
人が負傷したという。

 一部のメディア報道ではこれらの爆弾事件をレジスタンスの責任にしよう
としているが、この爆弾事件のセクト主義的特徴(=他の宗教・宗派・民族
を敵視する偏執性/訳注)は、常に占領軍とその手先に反対し国民の団結の
ために働くというイラク・レジスタンスの関心とは明らかに別物である。米
占領軍こそが2003年にイラクに来て以来、傀儡(かいらい)の「統治評
議会」やその後の「国民議会」が宗派・民族で国を分断するなかで、そのよ
うなセクト主義の特徴をあおりつづけてきた。アメリカは意識的にシーア派
イラク人をスンニ派と敵対するようにしむけ、国内の宗教・宗派の違いを操
作しようとしているのだ。

 イラクの教会を狙った犯罪的攻撃について、イラクの駐インド大使、ベト
ナム大使を勤めたことのあるサラハ・アル・モフタールは、29日に次のよ
うに述べた−−イラクの教会に爆弾攻撃をおこなった勢力は占領が始まって
からイラク内でセクト主義的分断をあおってきた勢力と同じであり、それは
すなわち、「イスラエルおよびイランの諜報機関と協力したアメリカの諜報
機関である」と。

 アル・モフタールは、レジスタンスを支持するアルバスラ・ネットのwebサ
イトに掲載された記事のなかで、アメリカとイスラエルおよびイランの諜報
機関は、「占領軍とその手先に対する戦いを占領軍と戦っている者同士の戦
いへと矛先を変えさせるために、イラク人同士を戦わせイラクの内戦を挑発
する者たちである」と書いた。

 さらにアル・モフタールは、ここ3ヶ月、ある種のグループと個人が登場
して、当初それはイラク・レジスタンスへの支持を宣言したが、今回の事件
が起こるや、彼らは敵意をあおるセクト主義を扇動し、シーア派の礼拝場爆
破をレジスタンスの仕業だと非難したり、レジスタンスの指導者についての
根拠のないウワサを流布し、レジスタンスに対するイラク国民の支持を売り
渡そうと試みた、と指摘した。

 アル・モフタールはイラクの教会爆破事件を非難するなかで、セクト主義
的な暴力を広げてレジスタンスのイメージを傷つけ、それをさらにレジスタ
ンスの仕業に見せかけようとする者たちは許されるべきではない、と強調し
た。


◆アンバル州 Al-Anbar Province

◇車でバグダッドにむかう市民2人を米軍が射殺

◆ラマディで激しい戦闘勃発
Fierce fighting rages in ar-Ramadi

 イスラム・メモは30日午前10時30分の速報において、バグダッド西
方110キロほどに位置するラマディで激しい戦闘が続いていると伝えてき
た。イラク・レジスタンス戦士と米占領軍との戦闘は、30日朝に市内の
競技場で勃発し、まだ、通信員がその記事をまとめている時点で激烈である。

 軽・中量兵器とロケット砲で武装した多数のレジスタンス戦士が競技場を
パトロールしていた米軍部隊を攻撃したさいに戦闘が始まった−−現地目撃
者の証言をイスラム・メモ通信員が伝えた。

 記事を書いている時点で戦闘はまだ激しく、米軍はレジスタンスの陣地を
爆撃およびミサイル攻撃するために戦闘機の支援を求めた。目撃者は米軍ハ
ンビーが炎上しているのを確認したが米軍の損害に関するそれ以上の詳細は
得られていない。


◆米軍機がラマディで一般市民を攻撃
US aircraft attack civilians in ar-Ramadi

 30日午後5時20分の速報において、イスラム・メモは、先ほど米軍機
がラマディ市中心部の2ヶ所を攻撃し、イラク人市民5人を殺害したほか、
さらに多くの負傷者をだしたと伝えた。 

 イスラム・メモのラマディ通信員は、米軍のF16戦闘爆撃機がラマディ
市スポーツセンターに2発のミサイルを発射し、スポーツ・クラブの指導員
と思われる4人の男性を殺害したという目撃者の話をレポートした。

 米軍機はまた市内のドワル・ムハバラトと呼ばれる地区で別の陣地を攻撃
した。その攻撃で家屋がほぼ全壊し、25歳の女性が殺された。ラマディ病
院の関係者によると、さらに7人がアメリカ軍の攻撃で重傷を負った。

◇ラマディ: 15歳から50歳の男性数十人を米軍が連行


◆スレイマニヤ州 Sulaymaniyah Province

◇スレイマニヤ: 市内数ヶ所で鳥インフルエンザH5N1
Deadly bird flu was spreading in a number of areas of the city

 イラク北部の都市スレイマニヤの市当局は、鳥インフルエンザが市内数ヶ
所、特にバシュダル地区、バトウィン地区、シャナフシ地区、サファフ・ア
スス地区で広がっていると発表した。傀儡当局は農業省、保健省、内務省に
協力して飼育している食用動物を始末することを地元住民に呼びかけた。

 スレイマニヤ当局は声明を発表し、それはアルビル近郊にいるイスラム・
メモ通信員も入手した。

 イラク保健長官アブダル・ムタイブ・ムハンマド博士は鳥インフルエンザ
H5N1によって死亡したケースが2例確認されたと発表した−−イスラム
・メモが伝えた。チジャン・アブダル・カディル(14歳の少女)がこの病
気にかかって死亡したことが確認され、数日後、彼女の母方の叔父もまた鳥
インフルエンザで死亡した。

 クドス・プレスは、鳥インフルエンザの症例はイラク北部のクルディスタ
ン地域で確認され、感染はトルコから広がったものを考えられている、とレ
ポートした。

 クルド地域の保健長官ムハンマド・フシュナウは、鳥インフルエンザと思
われる症例が少なくとも2件あり、両方ともスレイマニヤの教育病院で治療
を受けていると発表した。クドス・プレスはフシュナウの話として、スレイ
マニヤの病院における2人の患者の症状は、鳥インフルエンザで死亡したと
思われる少女の症状によく似ていると報じた。しかしクドス・プレスは、そ
の後の検証で少女が肺炎によって死亡したようだと報じた。

 いずれにしろ、流行すると思われるバグダッドおよびイラク各地では、す
べての鳥を始末するよう全国的キャンペーンが呼びかけられている。

 イラク保健省大臣秘書室長のムハンマド・アル・アラジ医師はイスラム・
メモに、もし感染がイラクで広がると、予防措置が麻痺させられたうえに、
この種の流行に対処するノウハウが欠けていることから、数日内に何千人の
生命に関わることになるだろうと語った。


◆バグダッド Baghdad
 ◇ドーラ: レジスタンスが治安部隊を6人爆殺
 ◇リドワニヤ: レジスタンスの爆弾で米兵4人負傷
 ◇ドーラ: 国家警護隊司令部にミサイル撃ち込む
 ◇イラクの教会爆破犯は米、イスラエル、イランの秘密組織

◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
 ◇バラド: レジスタンスが米軍基地を砲撃

◆ディヤラ州 Diyala Province
 ◇バクーバ: 米軍が占拠する空港にレジスタンスがミサイル攻撃
 ◇アジム: 傀儡軍の兵員輸送車を道路脇爆弾が破砕

◆ニネベ州 Ninwa Province
 ◇モスル: 傀儡軍の検問所をレジスタンスが攻撃

◆ディカル州 Dhi Qar Province
 ◇ナシリヤ: 内務省治安部隊を狙って自動車爆弾


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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