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[2006年02月09日付]
世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は7日、欧州連合(EU)の遺伝子組み換え(GM)作物の輸入規制はWTO協定違反だと米国などが訴えていた通商紛争で、科学的根拠がないなどとする米国の主張をほぼ認める中間報告を関係国に示した。GM作物の輸入規制についてWTOが法的な判断をするのは初めて。
パネルの最終報告は3月にも出る。中間報告の内容が覆った例はほとんどなく、EUの敗訴が濃厚となった。GM作物に敏感なEU域内の消費者の反発も予想される。
消費者の懸念を受けてEUは、1998年からGM作物の新規認可を凍結、米国などからの輸入を事実上停止した。これに対し、米国、アルゼンチン、カナダが2003年にWTOに提訴した。
EUは輸入停止後、GM作物を含む食品の表示義務を強化した上で認可や輸入再開に動きだしているが、域内各国では実際の認可再開になっておらず、米国はなお批判している。・・・
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?2