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□タリバンが警察本部を爆破、12人死亡、14人負傷 アフガン南部カンダハル [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1694110/detail?rd
タリバンが警察本部を爆破、12人死亡、14人負傷 アフガン南部カンダハル
【アルジャジーラ特約7日】アフガニスタン内務省によると、同国南部カンダハル州の警察本部で7日、大きな爆発が起き、本部内などにいた警官と市民の計12人が死亡、14人が負傷した。負傷者の中には重傷者がおり、犠牲者数はさらに増える見込み。
アルジャジーラのカンダハル特派員ワリ・シャヒーン記者によると、アフガニスタン旧政権タリバンが犯行を認める声明を出した。
オートバイに乗って警察本部に突っ込んだ自爆テロ犯による犯行との情報もあるが、内務省当局者は同情報を未確認としている。負傷者らが運び込まれた病院関係者は「死傷者の多くは警官だった」と明らかにしていている。
現場近くにいた一般市民によると、爆破は警察本部ビル前にある駐車場で起き、駆けつけた救急車などが死傷者たちを病院へ次々と移送していたという。
アフガニスタン治安部隊は、この爆破事件を取材していたアルジャジーラ記者とカメラマンの2人を拘束した上で、暴行を加え、さらにカメラを没収したという。
アフガニスタンでは南部および東部地域でここ数カ月の間に、自爆テロが14件も発生し、数十人が死亡した。カンダハルで1月15日に起きた爆弾テロ事件では、カナダ人外交官1人を含む計3人が犠牲となった。
同事件の翌16日にも同州スピンボルダクで、オートバイに乗った自爆テロ犯が群集の中に突っ込み、市民ら23人が死亡した。アフガニスタン政府は、一連の事件をタリバンとアルカイダによる犯行と断定している。
こうした中、北大西洋条約機構(NATO)は派遣部隊の増強を実施、現在、同部隊9000人が首都カブールに加え、同国北、南部で治安活動を強化している。また、米軍を主体とする2万1000人規模の多国籍軍もアフガニスタン南部および東部で反政府勢力の掃討と同勢力指導者捕捉作戦を続けている。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年02月07日18時07分