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http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060206000033.html
日米両政府は、在日アメリカ軍の再編をまとめた中間報告で、沖縄に駐留する海兵隊7000人をグアムなどへ移転する計画で合意しています。これに伴い国防総省は、グアムだけでなくテニアンやサイパンなどマリアナ諸島に「沿岸戦闘用」などの訓練施設や、海兵隊が暮らすための福利厚生の施設を整備する構想を進めています。国防総省の担当者はNHKの取材に対して、自衛隊も参加できる訓練施設を整備する方針で、具体的にどのような施設で、費用がどのくらいかかるのか、詳細を今月にも日本側に提示して、資金面で協力を求めるとしています。グアムでは、これまでも自衛隊がアメリカと合同の軍事演習を行っていますが、アメリカとしては、グアムを中心とするマリアナ諸島を大規模な演習場として整備することで、日米同盟を強化する場にしたいとしています。これに対し日本側は、より多額の資金拠出を日本側に求めるねらいがあるのではないかと警戒しており、アメリカが求める予算の規模をめぐって、日本国内で議論を呼ぶことも予想されます。