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□ブッシュの2006年度一般教書演説(1)アメリカと世界の破壊継続を宣言 [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/02/20061_ff77.html
02/06/2006
ブッシュの2006年度一般教書演説(1)アメリカと世界の破壊継続を宣言
『石油中毒』
2006年1月31日、第43代合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュは下院議場で年頭恒例の一般教書演説を行った。相変わらず自画自賛とウソの目立つ内容だが、今回の演説では、新たに興味深いフレーズが登場した。大統領はこう言ったのである:
「アメリカは石油中毒で、その多くは政情が不安定な地域からの輸入に依存しているのです。」
(America is addicted to oil, which is often imported from unstable parts of the world.)
石油中毒!?今更何を・・・?全米国民の約半数はそう思ったことだろう。米有名ブログ『Attytood』は、これを揶揄する替え歌『Addicted to Oil(石油におぼれて)』(故ロバート・パーマーの80年代大ヒット曲『Addicted to Love(恋におぼれて)』のパロディ)を即座に掲載した。その歌詞は以下のような感じ:
灯りはついても 家には居られない
お前の心はチェイニーのモノ
冷や汗かいて 体は震える
落ち着くために もう一杯飲まなきゃ
スクーターは辞めちゃった 支持率は悲惨
間違いなくお前は嵌ってる
弾劾の噂で窒息しそうだ
次の戦争こそ お前が必要とする全てだ
おおっと、難題から国民の目を逸らしたいんだろう?oh yeah!
そろそろ真実に気づかれそうだ エクソンはもっと稼ぎたがってるんだ
もう認めろよ、お前は石油中毒なんだ
メモまで暴露された でもお前は読めない
だからイランを攻撃しなきゃ
兵隊達を 2倍働かせて
次の戦争を始めれば 全ては俺のモノ それしかないさ
燃料なんて蓄えてない
国民にはひたすら忘れて欲しいんだ
いくらか残りがあっても
シェブロンは気にも留めないよ
おおっと、大統領職は苦労の連続だと言いたいんだろ?oh yeah!
でも本音は、中東が沸騰するのを見たいだけなんだ
もう認めるしかない、 お前は石油中毒なのさ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
(以下略)
反戦母には容疑なしで手錠をかけろ!事件
「持ち物が戻って、指紋の採取が終わると、1人の軍曹が私のシャツを見て言いました。“(戦死者数)2245人?ハア?俺はそこから戻ってこれたぞ”」
---シンディ・シーハン、逮捕時の手記より---
ブッシュが下院議場で演説を始める直前、民主党議員の招待で観覧席に着席していた1人『反戦母』シンディ・シーハンは『2,245人が死んだ。あと何人?』と書かれたTシャツを披露し、即座に逮捕され手錠をかけられ、議場から追い出された。
逮捕の容疑は?・・・ベトナム戦争時代の1971年、連邦最高裁は、法廷内で『徴兵クソッタレ(Fuck the Draft)』というTシャツを着る行為は『法に反する攻撃的行為』にはあたらないという判決を出しているので、逮捕や拘束はできないはずだった。その証拠に、シーハンが逮捕された後、大統領の演説の最中に、フロリダ州共和党議員ビル・ヤングの妻ビバリーは『兵士を支援せよ・自由を護れ』というメッセージを書いたTシャツを披露したが、警備担当者はこの議員の妻を逮捕もせず手錠もかけることなく、丁重に退席を促しただけだった。(妻への仕打ちに怒ったヤング議員は、警備担当者に『恥を知れ!恥を!』と大声で繰り返した。この狂信的なブッシュ支持派に共和党側も困惑している)
結局、逮捕事件の翌日に、首都警察側は不当逮捕を認め、起訴を取り消してシンディ・シーハンに謝罪した。「シーハンさんの衣装、及び行為は警察の介入に値しないものである。」テレンス・ゲイナー署長は言った。
ああ、これで安心だ。この国では表現の自由は保障されている。・・・政府を批判しないという条件付きで。
合衆国大統領一般教書演説の日、世界では・・・
もはや泥沼状態に加えて鳥インフルエンザ感染の拡大も懸念されるイラクにおいて、メリーランド大学が行った最新のイラク国民世論調査によれば、イラク国民の59%は治安維持のために海外部隊の駐留延長を望んでいるが、同時に70%は米軍の撤退時期明示を求めている。またイラク国民の47%は、武装勢力による米軍への攻撃を支持しており、特にスンニ派国民においては、88%が攻撃を支持している。
タリバンが再興し治安が急激に悪化するアフガニスタンでは、政府を支える麻薬産業への対応を巡り米軍と英軍の分裂が続いている。
そのアフガニスタンへ兵力を注力するためにイラクから撤退するアメリカの同盟国イギリスでは、戦死者数が3桁に近づくにつれ、『ブッシュのプードル』ブレア首相の弾劾を求める声がいよいよ高まりつつある。(イギリス兵の戦死者数は2月1日に100人を超えた。)
一方、ロシアで暗躍する英国諜報機関(MI6)工作員のスパイ活動を隠し撮りし、その映像をテレビで公開して、英国諜報史上稀に見る大失態をコキ下ろしたプーチン大統領(元KGB)は、クレムリン宮殿にマスコミを集めて、異例の記者会見を開催した。
天然資源外交でロシアを急成長させ、気分上々らしいプーチンは、パレスティナの選挙でハマスが勝利した件について「アメリカには深刻な痛手だろうな。でもハマスに対するロシアの姿勢はアメリカやヨーロッパとは違うぞ。我が国はハマスをテロリスト組織とは思っていない。もちろん全面支持とはいかないがね。」とロシアの立場を説明。さらに、「紛争解決の場合は、各国が足並みを揃えなければいけない」と米国主導の世界を暗に批判し、メモなしで3時間以上もジョークを交えて言いたい放題。どうやらプーチン大統領は、陰気な元スパイという評判から自信溢れる独裁者への脱却を図っているらしい。