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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/02/02
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106925626?page=1#106925626
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/02/05 (日)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年2月2日付
◇ラマディで激戦、レジスタンスは米兵9人死亡と発表
◇ファルージャのスナイパーが米パトロール兵を狙撃
◇イラク在住パレスチナ人が国際アピールを発表
◇アメリカ兵が「サドルの街」を急襲
◇殺害されたスンニ教徒7人の遺体、バグダッドで発見
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□イラク・レジスタンス・レポート 2月2日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 2 February 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0206/iraqiresistancereport_020206.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◆ラマディで激戦、レジスタンスは米兵9人死亡と発表
Resistance reports nine US troops killed in fierce fighting
イスラム・メモは2日午前11時30分(メッカ時間)の速報において、
記事を書いている時点で、バグダッド西方約110キロに位置するラマディ
では、激しい戦闘がレジスタンス勢力と米軍およびイラク傀儡(かいらい)
軍とのあいだで続行中と伝えてきた。
イスラム・メモ通信員は、市内への東側入り口にいた目撃者の話として、
軽・中程度の装備をもった激しい戦闘が展開されており、対戦車ロケット砲
と機関銃で武装した40人以上のレジスタンス戦士が米軍と交戦中だとレポ
ートした。
この通信員はまた米軍ヘリが飛来して頭上を旋回していると伝えた。しか
しレジスタンスと米軍、傀儡軍が互いに近接しすぎていることから、米軍ヘ
リはレジスタンスを攻撃できないでいる。その一帯は、レジスタンス戦士と
米占領軍、傀儡軍兵士をのぞいて、ほぼ完全に無人地帯となった。
イスラム・メモは同日午後4時の速報において次のように報じた−−地域
住民むけに放送している米軍のプロパガンダ用ラジオ局アル・フリヤは、早
朝からの戦闘でレジスタンス戦士5人が死亡し、他の者も負傷、そして米兵
7人が損害を受けた2台の車両に乗っていて死亡したと発表した。
他方、イスラム・メモのラマディ通信員は、この戦闘では米軍車両2台が
破壊され、もう1台も使えなくなり、負傷者とは別に少なくとも9人の米兵
が死亡したというレジスタンス関係者の話をレポートした。そのレジスタン
スの情報筋は、この戦闘でレジスタンス戦死に殉教者(=戦死者)がでたと
いう主張を否定した。
レジスタンスの情報筋はイスラム・メモに、「基地として米軍が接収した
ラマディ東部にある農学部の周囲は、レジスタンスが完全に包囲したあと塹
壕が掘られた。レジスタンス戦士は、占領軍兵士多数を殺すだけという攻撃
目標を達成したあとに退却した」と語った。
ラマディ病院のサミ・アブダル・ハミド・アン・ナシリ医師は、イスラム
・メモ通信員とその他大勢のジャーナリストに、米軍の発射した戦車砲弾が
約500メートル離れた農学部職員の住宅地域で炸裂したとき、彼の病院は
子ども1人を含む4人の負傷者を受け入れたと話した。
◇ファルージャ: 狙撃対策で米軍が旧軍兵士4人を逮捕
◆ファルージャのスナイパーが米パトロール兵を狙撃
Iraqi Resistance sharpshooter kills US soldier on patrol
イスラム・メモは2日午後6時10分の速報で、先ほど、イラク・レジス
タンスの狙撃の名手がファルージャ中心部にある食肉市場近くで米軍兵士を
射殺したと伝えた。
イスラム・メモの通信員はナジザハ地区の傀儡(かいらい)警察関係者の
話として次のようにレポートした−−狙撃手の放った銃弾が米軍兵士の首に
命中した。主要な浄水場が壊れ、ほとんどの人々がユーフラテス川の水を浄
化せずに飲まざるをえないので、この米兵はこの地域の飲料水用に塩素剤を
配りながら歩いてパトロールしていた。
この情報提供者は、米軍が一帯を包囲し、援軍を呼んだと話した。米軍は
その後、8人以上の地元商店主と高層住宅の警備員を狙撃手を知っている疑
いで逮捕した。
この報道時点で、米軍は既に死亡兵士の遺体を現場からハンビーに乗せて
後送していたが、アメリカ兵はまだ一帯を完全に包囲していた。
◇米軍はアミリヤト・アル・ファルージャに外出禁止令を継続
◆イラク在住パレスチナ人が国際アピールを発表
Palestinians resident in Iraq issue international appeal
イスラム・メモは2日午後1時50分の速報で、米占領軍ならびに親米的
シーア派至上主義者のバドル旅団、傀儡政権の治安部隊によるイラク在住パ
レスチナ人を狙った大虐殺まがいの作戦を止めさせるよう働きかけることを
求め、イラクに住むパレスチナ人がアラブおよび国際組織に宛ててアピール
を発表したと伝えた。
バグダッドのイスラム・メモ通信員は、彼が入手したパレスチナ人社会に
よる声明は次のように書かれていたとレポートした−−アメリカのイラク占
領後および最近の2年間にわたって、米軍の後押しを受けてイランから流入
したバドル旅団が、バグダッドならびに他の諸州に住むパレスチナ人を狙っ
て、有無をいわせず誘拐殺人と自宅からの追放をはじめ大がかりな襲撃と拘
束をおこなってきた。彼らはその後、パレスチナ人の住んでいたビルにバド
ル旅団の指導者とその他の占領者の手先(通訳、協力者、スパイのような)
を住まわせた。
パレスチナ人社会はこの声明のなかで、「占領軍の助けを受けたイラク傀
儡政府とバドル旅団内のイラン人工作員の手で、イラクに住むパレスチナ人
は血の海と時間をかけた死に沈められており、アラブおよび国際的な団体・
組織にこれを止めるよう訴える」と述べた。
声明にはさらに、「まさにここ数日においては、何十人ものパレスチナ人
の若者、子ども、年配者が誘拐されたり逮捕されたりしてきた。われわれは
20年以上住んできた家屋から立ち去るよう強制され、さもなければ殺すと
脅されてきた。今日、バドル旅団の民兵と支持者がそこに住み、彼らとその
仲間は占領軍の手先となっている。われわれは政府関係当局に訴えてきたが
無駄であった。そこでわれわれは大虐殺まがいのわれわれが直面している作
戦を停止するよう働きかけるために活用されることを願って、この宣言を発
表することにした」と書かれている。
◆アメリカ兵が「サドルの街」を急襲
American troops storm district in “Madinat as-Sadr” section
2日の夜明け前、「マディナ・アッ・サドル」(サドルの街という意味)
と呼ばれる東バグダッドのエリア47地区を米占領軍が包囲した−−2日午
前11時30分の速報でイスラム・メモが報じた。米兵はその地域に空から
降下しはじめた。米軍はまた地区内にある高層の建物3ヶ所を爆撃した。
できごとを目撃していたサドルの街住民は、アメリカ軍の攻撃は現地時間
の午前6時まで続き、1人の女性を殺し、ほかに2人の一般市民を負傷させ
たと話した−−イスラム・メモ通信員がレポートした。
目撃者たちは、アメリカ軍の攻撃理由は知らされず、米兵も住民に包囲攻
撃の理由をなにも説明せず、そのことが地元住民の憤激を引き起こしたと話
した。
傀儡警察の話としてイスラム・メモが伝えたところでは、アメリカ軍はシ
ーア派の宗教指導者ムクタダ・サドルの率いる運動の地元メンバー5人を逮
捕した。
◆殺害されたスンニ教徒7人の遺体、バグダッドで発見
Seven more bodies of murdered Sunnis found in Baghdad
宗派至上主義者によるスンニ派誘拐と殺害が続くなか、傀儡イラク警察は
2日午後、バグダッド東部でスンニ派イラク人の7遺体を発見した−−2日
午後5時の速報でイスラム・メモが報じた。
イスラム・メモ通信員は目撃者の証言として、7人全員が、イラク内務省
ショック・トループ(治安部隊)の制服を着た親米シーア派のバドル旅団に
よって、2日前にバグダッド中心部で拘束された男たちだったと報じた。
バグダッド東部ハビビヤ地区警察のムハンマド・アリ・アル・ヤクビ中尉
は、マディナ・アッ・サドル(サドルの街)近くにあるダムの背後で、現地
時間2日午後1時15分頃に彼らの部隊がその遺体を発見したと語った。ヤ
クビ中尉は遺体を引きあげて家族のもとに届けたと言った。
イスラム・メモの通信員は、今回の遺体発見で、バグダッドの自宅から連
行されて射殺され、ゴミ捨て場や浄水場あるいは広場に捨てられていたスン
ニ派イラク人は、この1ヶ月間に85人にのぼったとレポートした。
◇カヒラ近く、レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◇ドーラで高性能爆弾、米兵1人死亡
◇米軍協力をやめぬ工業省女性局長が誘拐
◇バグダッド西部アミリヤ地区で2人の遺体発見
◆ムサンナ州 Al-Muthanna Province
◇サマワ: 日本占領者の基地に迫撃弾2発発射
◆カディシヤ州 Al-Qadisiyah Province
◇ディワニヤ当局がスンニ派住民31人を拘束
◆バスラ州 Al-Basrah Province
◇バスラ: 警察の諜報将校2人が射殺される
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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