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駐イラク大使館の閉鎖などを要求 ドイツ人二人の誘拐グループ [アルジャジーラ]
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投稿者 white 日時 2006 年 2 月 01 日 16:23:34: QYBiAyr6jr5Ac
 

□駐イラク大使館の閉鎖などを要求 ドイツ人二人の誘拐グループ [アルジャジーラ]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1679677/detail

駐イラク大使館の閉鎖などを要求 ドイツ人二人の誘拐グループ 

【アルジャジーラ特約31日】アルジャジーラ衛星テレビは31日、イラクで誘拐されたドイツ人技術者2人のビデオ映像を放映するとともに、誘拐グループがドイツ政府に対し、72時間以内に駐イラク大使館を閉鎖し、イラク政府との協力関係を中止しなければ、人質を殺害すると脅していると伝えた。

 同局プロデューサーの一人は、ビデオテープが同日中に届いたものであると述べた。

 ビデオテープは、人質のトマス・ニーチュケ、レネ・ブレウンリッチ両氏が武装グループの前に座らされている姿を映した。アルジャジーラによると、誘拐グループはこれまで知られていない「タウヒード・スンナ旅団」と名乗り、『在バグダッド・ドイツ大使館の閉鎖』『すべてのドイツ民間企業のイラク撤収』『イラク政府との協力関係中止』ーーーを要求したという。

 ドイツ人人質についてのビデオはこれまでに、両技術者がイラク北部の産業都市ベイジで誘拐された1月24日に撮影され、27日にアルジャジーラで放映された。誘拐された二人はライプツィヒの会社から派遣され、到着して2日後に早くも誘拐された。

 メルケル独首相はこれまでに「かかる残酷な誘拐」と非難し、「一刻の猶予もない」解放を求めていた。

 1月中に、イラクでは少なくとも5人の外国人が誘拐されたが、その内訳はドイツ人2人、ケニヤ人技術者2人、米国人ジャーナリスト。

 イラクでの新たなニュースは以下の通り。

 ■英国防省の発表によると、クウェート国境に近いバスラ市南部、ウムカスル港で31日、爆発が起き、3台の車両を先導していたゴードン・アレグサンダー伍長(31)が死亡、3人が負傷した。

 30日には、南部マイサン州でパトロール中の第7装甲旅団第1ハイランド大隊所属のアラン・ダグラス伍長(22)が狙撃されて死亡した。イラク従軍は初めてで、到着して7週間だった。

 英国防省によると、2003年のイラク侵攻以来の英兵死者はアレグサンダー伍長で100人目。

 ブレア英首相は31日、BBC放送のインタビューに答えて、「兵士を失うのは悲劇です。しかし、われわれは最後までやり抜く必要を理解しなければなりませ。そのことが重要なのは、アフガニスタンとイラクで起きていることが、これらの国の人々がテロと過激思想を乗り越えて、民主主義を受け入れようとしていることだからです」と語った。

 ■米軍司令部31日の発表によると、イラク陸軍第6師団第5旅団はこのほど、米軍第4歩兵師団第4旅団戦闘チームから中部バグダッド基地の運営権を移譲された。同基地は、要塞化された「グリーンゾーン」に位置し、イラク行政機関などの安全確保に当たる。

 この移管は、米国が軍をイラクから撤収するため、イラク側に責務を移譲する計画の一環である。

 ■アルジャジーラによると、スンニ派政治勢力に属する「イラク調和戦線」(アドナン・アル=ドゥライミ党首)はこのほど、「国家事業のための合同会議(JCN)」の結成を決めた。60人の代表から成り、新政府の樹立に向けての交渉機関となる。

 指導者たちによると、同会議は異なる政治組織の主張を調整し、加盟を希望する政治集団を歓迎するという。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)


2006年02月01日16時08分

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