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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/01/25
http://www.asyura2.com/0601/war77/msg/969.html
投稿者 white 日時 2006 年 1 月 29 日 17:13:36: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/01/25

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106900755?page=1#106900755

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  イラク・レジスタンス・レポート(web)
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/01/29 (日)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆2006年1月25日付
 ◇カイム: レジスタンス戦士が米軍の携帯ミサイルを奪う
 ◆カイム: 家を破壊された家族に米軍の補償金は69ドル
 ◇ファルージャの狙撃手捜索で米軍が市民に弾圧テロ
   市民団体は米軍との協議を拒否しゼネストを警告
 ◇ラマディ: 米軍車両の残骸を撮影したイラク人TV記者が殺される
 ◆アブグレイブで米軍が100人以上拘束、老人は殺された
 ◇米軍が拘束者424人を釈放すると発表
 ◇イラン国境で爆弾、米海兵隊4人死亡
 ◇ナジャフで傀儡政権による宗派的浄化作戦が加速
 ◆バスラで爆弾、イギリス兵2人死亡
  イギリス軍は傀儡政権の治安部隊14人を拘束

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□イラク・レジスタンス・レポート 1月25日 水曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 25 January 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0106/iraqiresistancereport_250106.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province
◆カイム: レジスタンス戦士が米軍の携帯ミサイルを奪う
Resistance fighters seize shipment of American shoulder-fired missiles
 シリア国境に近いイラク西部のカイム一帯で活動するイラク・レジスタンス
戦士は、最近、国内を東に向かう列車に積まれていた米軍のミサイルを押収す
ることができた。

 カイムのレジスタンスに近い情報筋者はクドス・プレスに、<Oughly>と呼
ばれる米軍ミサイルはイラク南部行き貨車に積まれ、イラン国境近くへ運ばれ
ることになっていたと話した。ミサイルは肩に載せて発射する型式のもので、
レジスタンス戦士は発射装置とあわせてミサイルの貨物を手に入れた。

 クドス・プレスは、最近2週間に4機の米軍ヘリを撃墜したことも含めて、
ここ数週間、多くのイラクの都市におけるレジスタンスの軍事作戦には向上が
みられることに注目した。そうした攻撃の増加はレジスタンスが米軍ミサイル
を捕獲したというニュースを裏づけている、とクドス・プレスは解説した。


◆カイム: 家を破壊された家族に米軍の補償金は69ドル
US military offers only US$69 in “compensation” to each family
whose home it destroyed

 シリア国境に近いカイム市および隣接するオバイディ町の住民は、家屋を破
壊された代償として米占領軍当局から提示された「補償金」を返上した。この
地域における最近の米軍による猛攻では何百軒もの家屋が潰された。

 カイム市民はクドス・プレスに、アメリカ軍は家を破壊された各家族にわず
か69米ドルしか提供しないと語った。現地住民は、基本的な必需品をそろえ
るのにさえ足りない小額で、まして大きな損害を受けた家を修理したり再建す
るにはまったく間に合わないと不満を述べた。多くの住民が、壊れた窓を修理
することさえできないと言い、その金を受け取ることを拒否した。


◆ファルージャの狙撃手捜索で米軍が市民に弾圧テロ
 市民団体は米軍との協議を拒否しゼネストを警告
US repressive terror campaign on pretext of finding al-Fallujah Sniper

 イスラム・メモは25日12時10分(メッカ時間)の速報で、米軍および
傀儡(かいらい)軍による拘束と攻撃、嫌がらせが繰り返されたあと、ファル
ージャ部族評議会、現地のイスラム法学者評議会、各種団体・協会の代表者、
公共機関が米占領当局および傀儡イラク軍との定期協議を停止する決定をおこ
なったと発表したことを伝えた。

 イスラム・メモがコピーを入手したその声明によると、彼らはまた、市内住
民に対する敵意をむきだしにした現在のやりかたを占領軍と傀儡軍が続けるな
ら、市内のすべての重要な活動を凍結するゼネストを呼びかけると警告した。

 イスラム・メモの通信員は、アメリカ軍とイラク軍の行為が住民を彼らとの
武力衝突に追いやっているようだとレポートした。

 ファルージャ市内の市民団体による声明は、多くの米兵を射殺したファルー
ジャのスナイパーを捜索していることを口実にして米軍および傀儡軍による見
境いのない大量拘束が続いたことによる−−イスラム・メモが述べた。スナイ
パーの捜索を口実にして、アメリカ軍は人を見つけしだい無差別に激しく殴っ
ていると通信員は書いた。最近では、彼らは診療所に押し入って病気の患者に
まで尋問し、情報をや自白を引き出そうとして激しく殴りつけている。

 クドス・プレスは、ファルージャのスナイパー捜索を口実に毎日、無差別に
大量拘束を続けている米占領軍に対して、地元住民は深い恨みを感じている、
とファルージャからレポートした。ファルージャにいるクドス・プレスの特派
員は、25日朝、米軍が地元の男たち15人を市内中心部で拘束して米軍基地
に連行し、連行された者のその後の消息は知られていないと伝えた。同特派員
によると、アメリカ軍によって大規模な捜索と拘束がしょっちゅうおこなわれ
ているため、ファルージャでは普通の生活ができなくなった。


◆ラマディ: 米軍車両の残骸を撮影したイラク人TV記者が殺される
US soldier kills Iraqi TV reporter for trying to film wrecked American vehicle

 イスラム・メモは25日午後1時20分の速報で、米軍狙撃兵がバグダッド
衛星テレビのラマディ特派員を射殺したと伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、イラク・イスラム党が運営するバグダッド衛星
テレビのザアル・シャイハン・マフムード記者が米軍狙撃兵から射殺された、
というラマディ総合病院のムハンマド医師の証言を伝えた。その時、マフムー
ドはラマディ中心部で破壊された米軍車両を撮影しようとしていた。


◆アブグレイブで米軍が100人以上拘束、老人は殺された
Elderly man said killed, over 100 arrested in savage American campaign

 25日明け方、バグダッド西方約30キロに位置するアブグレイブ地区の各
所で、米占領軍が空からヘリの援護を受けて新たな急襲・拘束作戦を遂行した
−−イスラム・メモが25日12時30分の速報で伝えた。

 同地区の中心部にいるイスラム・メモ通信員は、アブグレイブとアブ・ムナ
イシル村、サミラト村で広範囲におこなわれた米軍の急襲・拘束作戦で、「疑
わしい」と思われた住民100人が連行されたとレポートした。

 目撃者の1人は、米兵がライフルの台尻で老人の胸を殴り、70歳くらいの
年配男性が殺されて崩れ落ちたと話した。この記事が書かれているとき、米軍
の作戦はまだ続行中だった。

 クドス・プレスもまた、このたびの急襲・拘束作戦で100人以上の地元住
民が連行されたと報じた。クドス・プレスのルポによると、早朝の急襲作戦で
老人が殴り殺されたが、それは米兵に随行した傀儡イラク軍兵士によってだっ
たという。

◇ファルージャ: レジスタンスの自動車爆弾で米兵5人死亡
◇ハリディヤ: 米軍基地にレジスタンスが「地震のような」ミサイル攻撃


◆バグダッド Baghdad

◆米軍が拘束者424人を釈放すると発表
US said poised to release 424 prisoners on Thursday

 イスラム・メモは25日午後5時の速報において次のように報じた−−「内
務省」で高い地位に就いている情報源が、米占領軍は26日にアブグレイブと
ブッカ(イラク南部バスラ州)の捕虜収容所から424人の収容者を釈放する
予定だと明らかにした。

 イスラム・メモのバグダッド通信員は、釈放される収容者のなかには米軍の
用語で「テロ」に加わった5人の女性が含まれるという、ムハンマド・ラシー
ド判事の証言をレポートした。

 米軍が捕らえているイラク人女性を解放しなければ、アメリカ人記者ジル・
キャロルは死ぬだろうというレジスタンス組織の警告と、今回の女性収容者の
開放は関係しているのかという質問に対して、ラシード判事はその2件のあい
だには関連はないと述べた。判事はアメリカ軍に捕らえられている女性収容者
の総数については発言を拒否し、人数について情報を持ってなく、収容者の名
簿はまだ米占領軍の掌(て)に握られていると述べた。

 イラク駐留米軍によって拘束されている収容者の総数は1万2000人と推
計されている。

 クドス・プレスも女性5人を含む424人が26日に釈放されると報じた。
女性収容者の総数については、クドス・プレスが情報筋の証言として、米軍は
8人のイラク人女性収容者を拘束しており、したがって5人が釈放されたあと
3人が残ると報じた。クドス・プレスの報道によると、米軍は残る3人の女性
の嫌疑について検討している。

 クドス・プレスによると、26日に釈放されることになった5人の女性は立
証された容疑はなにもなく、「内務省」、「司法省」、「人権省」と収容者の
嫌疑を見直す権限を持つ米軍の代表で構成される委員会の判断にもとづき、命
令が出されたことにから彼女たちは釈放される。

◇ドーラ: レジスタンスの爆弾が警察車両4台を破壊
◇ジャディダ: レジスタンスの爆弾で警官が負傷
◇シャルキヤ: バイク爆弾が傀儡警察を襲う


◆ディヤラ州 Diyala Province

◆イラン国境で爆弾、米海兵隊4人死亡
Resistance bomb on Iranian border leaves four US Marines

 バグダッド東方のイラン国境沿いに位置するムンジリヤの中心部において、
イラク・レジスタンスの爆弾が道路脇で爆発した−−イスラム・メモが25日
12時10分の速報で伝えた。

 ムンジリヤ在住のイスラム・メモ通信員は、米海兵隊のパトロール部隊が通
過するさい、市中心部の道路脇に仕掛けられた爆弾が破裂した、という「国家
警護隊」のアリ・タハ中尉の証言をレポートした。この爆発で海兵隊の4人が
死亡した。

 米軍はその後、爆発現場を包囲し、2機のヘリコプターが一帯を空から監視
した。うち1期は着陸し、道路が完全に閉鎖された。

 ムンジリヤでは今回の爆弾がこの1ヶ月ではじめてのレジスタンスの作戦行
動だった−−同通信員がレポートした。


◆ナジャフ州 An-Najaf Province

◆ナジャフで傀儡政権による宗派的浄化作戦が加速
Sectarian cleansing campaign by puppet Iraqi regime said escalating

 イスラム・メモは25日午後2時10分の速報で次のように報じた−−ナジ
ャフ各地からスンニ派教徒を排除しようとして、シーア派偏重のイラク政権に
よって組織的な作戦が遂行されている、とナジャフ市のイラク人スンニ派関係
者が報告した。この情報筋は、その作戦は1週間展開されていて、現在も継続
していると語った。

 イスラム・メモの通信員は、イラク警察の後押しを受けたシーア派の民兵組
織バドル旅団が、ナジャフ在住のスンニ派教徒に、ナジャフ市内から立ち去っ
てイラク西部、北部、中心部(スンニ派教徒が多数を占める)に行けと告げて
いると伝えた。

 情報提供者はイスラム・メモに、彼らがナジャフの有力で大きな部族の首長
と市の傀儡行政当局のもとに訴えたと話した。そこで彼らは今回のできごとを
非難したが、彼らはそんな作戦など知らないと言った。情報提供者は、現地の
実情が違って伝えられていたが、市から出て行けという彼らへの圧力は増すば
かりだと話した。これまでナジャフ州では既に4人の地元スンニ派教徒が殺さ
れ、その他に20人が逮捕された。

 地元スンニ派市民の1人は、ナジャフ西部にある彼の家に押し入った集団の
1つはイラン人を随伴していたと話した。彼の話では、「イラク人将校の1人
が、部隊によって放り出される前に市から立ち去れと要求した」。

 ナジャフ地域の村落に住む75のスンニ家族のうち30家族以上が既に警告
されていると通信員はレポートした。ほとんどの家族は住宅費の高騰(こうと
う)で他の都市に移ることは不可能である。


◆バスラ州 Al-Basrah Province

◆バスラで爆弾、イギリス兵2人死亡、生徒20人死亡
 イギリス軍は傀儡政権の治安部隊14人を拘束
Bomb Tuesday wounds two British troops, injures 20 school students
British forces announce arrest of 14 Iraqi puppet regime Security men

 25日、バスラ市の北マカル地区にある工業技術予備校近くにおいて、爆
弾がイギリス軍パトロール部隊のそばで破裂した−−イスラム・メモが25
日午後1時40分の速報で伝えた。

 この爆発によって学生20人のほか英軍兵士2人、イラク警察2人が負傷し
た−−目撃者の証言をイスラム・メモ通信員がレポートした。

 この事件の直後に、イギリス軍は記者会見をおこない、「外国のスパイ」に
代わってバスラでの「テロ」活動および破壊活動に参加した容疑で、イラク傀
儡政権の治安部隊メンバー14人を逮捕したと発表した。外国のスパイとは明
らかにイランを指している。

 イギリス軍は24日、バスラにある内務省、大規模犯罪捜査局、警察の諜報
機関の出先機関を襲撃し、これらの機関で働いていた傀儡政権の治安部隊メン
バー14人を逮捕した。目撃者の話では、逮捕された者のなかには、バスラの
諜報局次長であるジャシム少佐を含む傀儡「内務省」の高級幹部もいた。

 この件に関する記者会見では、イギリス軍のパトリック・マリオット司令官
(バスラに駐留するイギリス軍第7旅団の指揮官)が、14人の逮捕は彼らが
「テロ」任務を遂行しているという情報にもとづくもので、それはイラク人を
狙った爆弾の埋設と自動車爆弾の操作だと述べた。彼らはまた不安定状況を作
りだすことを狙った著名な人物の暗殺を企てたことでも容疑をかけられた。

 マリオット司令官は、「外国」(明らかにイランを指す)のスパイ機関幹部
とのつながりを示唆する文書とともに、これらの破壊活動で捕らえた者との結
びつきを証明するビデオテープと文書をイギリス軍が押収したと話した。

 24日夜の協議後、傀儡のバスラ州評議会(全員がシーア派で大部分はイラ
ンに住んでいた)はこの逮捕を非難する声明を発表し、殺人および破壊活動容
疑で逮捕された傀儡治安部隊幹部の釈放をイギリス軍に求めた。州評議会は、
14人の無条件釈放に25日午後3時までの猶予(ゆうよ)を与え、さもなく
ば占領軍へのあらゆる協力を停止すると警告した。

 バスラでなりゆきを監視している人々は、傀儡評議会が殺人や誘拐(ゆうか
い)、偏向した宗派主義による投獄、スンニ派住民への拷問といった事件には
一言も触れてないことに注目した。バスラ在住のイスラム・メモ通信員は、州
評議会は地元における実際の政治には実質的になんの影響力も持たないと指摘
した。その理由は、評議会を構成する者の多くが、フセイン大統領の統治期に
はイランに逃亡しており、占領軍の戦車の陰に隠れて戻ってきたからだ。彼ら
の権限と影響力はイランとの結びつきおよび占領統治との結びつきによって得
られたものであり、州評議員の抗議はイギリス占領当地にとって重みのあるも
のにはなりそうもない。
 

◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
 ◇サマッラ: 傀儡の治安部隊がスンニ派宗教指導者を殺害

◆ニネベ州 Ninwa Province
 ◇モスル: 大統領宮殿の米軍司令部をレジスタンスが砲撃
 ◇ 同 : レジスタンスが米軍の無人偵察機を撃墜

◆アルビル州 Irbil Province
 ◇アルビル: 爆弾でクルド人分裂主義者の民兵3人死亡


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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