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独諜報機関、米軍に協力=イラク戦争で「2枚舌外交」か・週刊誌
【ベルリン28日】30日発売のドイツ週刊誌シュピーゲルは、イラク戦争に反対したシュレーダー前政権の表向きの方針とは裏腹に、イラクでの隠密行動に当たっていたドイツ対外諜報機関・連邦情報局(BND)が米国防情報局(DIA)に協力し、米国の求める情報を提供していたと報じた。(写真は2005年12月、バグダッド北部ティクリットで米軍に爆破された車の残骸を見守るイラク警察官)
イラク戦争をめぐるドイツの「二枚舌外交」への追及が激しさを増すのは必至だ。
同誌によれば、米DIAはドイツBNDに対して計33回、情報提供の協力を要請。ドイツ側はそのう少なくとも15回にわたって情報提供に応じた。BNDはイラクで活動する諜報員に対し、米側の求める情報の入手を指示していた。諜報員はBND本部に計130件の報告を行い、同本部はそのうち25件をワシントンに提供した。その中には、イラク軍部隊の移動に関する軍事報告もあったという。
BNDはフセイン元大統領の動向も報告し、米軍が同元大統領の潜伏先とみられたレストランを爆撃したのも、その報告に基づいていたとの疑惑も浮上している。
シューレーダー前政権で諜報部門を担当していたシュタインマイヤー外相は「スキャンダルを売ろうとする行為」と述べ、報道を否定している。〔AFP=時事〕
2006年01月29日12時53分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1671919/detail