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米国上院議員「米国はイラン攻撃の準備ができている」(NewsMax.com):全文対訳
The Global Researchは、1月22日付のNewsMax.comの記事「ジョー・リーバーマン:米国はイラン攻撃の準備ができている」を紹介しています。
この記事によりますと、民主党上院議員ジョー・リーバーマン(Joe Lieberman)がCBSの番組Face the Nationで、イランへの攻撃が差し迫っていることを語りました。このリーバーマンですが、名前からもわかるとおりユダヤ系で、1998年のクリントンのセックス・スキャンダルでは党内でクリントン批判の先頭に立っていました。(つまり隠れネオコン=シオニストです。)また彼はブッシュやケリー、ハワード・ディーンなどと同じくイェール大学出身です。ただスカル・アンド・ボーンズへの入会を断って学友を驚かせた、というエピソードを持っているようですが。
(参照)
http://usliberals.about.com/od/2006ussenateraces/a/SenLieberman.htm
全文を対訳付きでご紹介します。
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Reprinted from NewsMax.com
Sunday, Jan. 22, 2006 10:51 p.m. EST
Joe Lieberman: U.S. Prepared for Iran Strike
ジョー・リーバーマン:米国はイラン攻撃の準備ができている
Sen. Joe Lieberman said Sunday that the U.S. is prepared to deal with the Iranian nuclear crisis militarily - even if the war in Iraq continues to require a substantial American troop commitment.
上院議員ジョー・リーバーマンは日曜日に、たとえイラク戦争で甚大な米軍の献身が必要とされているとしても、米国はイランの核危機を軍事的に処理する準備が整っている、と言った。
"We have the most powerful military in the history of the world," Lieberman told CBS's "Face the Nation."
「我々は世界史上最強の軍隊を持っている。」リーバーマンはこのようにCBSの番組Face the Nationに語った。
"We are capable, if necessary, of continuing to pursue our aims militarily in Iraq and Afghanistan and elsewhere and, if necessary, conduct a military attack on Iran."
「我々は、もし必要なら、イラクとアフガニスタンなどどの地域での軍事目的をも継続させながら、もし必要なら、イランへの攻撃を実行する能力を持っている。」
Lieberman said the he hoped an attack on Iran, if it should come, would be carried out "with the assistance of our coalition allies in Europe."
リーバーマンは、イラン攻撃が起こるとすれば「欧州にある我々の同盟国の援助を受けて」実行されるだろう、と語った。
But he noted that any assault on Iranian nuclear facilities "would be primarily an air attack. It's not going to involve massive use of ground forces."
しかし彼は、イランの核施設に対する攻撃はすべて「主要に空爆となるだろう。地上軍の大規模な使用を含む予定ではない。」と強調した。
Asked about reports that the U.S. would let Israel take the lead in any attack against Iran, the Connecticut Democrat told CBS:
米国がイランに対する攻撃でイスラエルを主導的な立場にさせるだろうという報道について質問され、このコネチカット州選出の民主党議員はCBSに次のように語った。
"The United States is a strong enough country that we never want to be in a position to have to essentially contract out protection of our national security, vis-a-vis Iran, to another country like Israel."
「合衆国は十分に強力な国であるので、イランと対決するのに、我々の国家安全保障の保護をイスラエルのような他の国と基本的に下請け契約しなければならないような立場になることを、決して望まない。」
He noted also the Israelis "don't have the same aircraft capacity that we do, capable of doing it."
彼はまた、イスラエルが「我々が持っているのと同等の空軍機の、それができるほどの、能力を持っていない。」と強調した。
Lieberman said that while the military option remains a last resort for the U.S., "I want the people who lead Iran to understand that it is on the table. We deem their pursuit of nuclear weapons to be dead serious."
リーバーマンは、米国にとって軍事的解決の選択肢が最後の手段として残ってはいるが「私はイランを指導する人々にそれが現在棚上げの状態になっていることを理解してもらいたいと思う。我々は彼らの核兵器追及を致命的に危険なことだと考えている。」と強調した。
【以上、引用、対訳作業、終り】
NewsMaxStore.com(ホームページ)
http://www.newsmaxstore.com/nms/showdetl.cfm?&DID=6&Product_ID=1106&CATID=10&GroupID=13
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要は、小型核を含む新兵器の実験場にしたい、というわけだ。リーバーマンはイスラエルの参加には否定的と思える発言をしているが、イラク攻撃に関する『我々の国家安全保障』とは、米国にとっての、というよりはむしろ、イスラエルにとっての、と言ったほうが正確じゃないのかな?