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(回答先: パレスチナ評議会(PLC)の基礎知識教えます 10年ぶりの立法府選挙 【livedoorニュース】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 27 日 05:27:34)
パレスチナ政府首相らが辞表提出 ハマスの議会選圧勝受けて
【アルジャジーラ特約26日】パレスチナ評議会(定数132)選挙でイスラム抵抗運動ハマスの圧勝がほぼ確実となった26日、パレスチナ自治政府のクレイ首相と全閣僚は辞表をアッバス議長に提出した。
辞表提出の直前、クレイ首相は記者団に「これからアッバス議長に辞表を提出する。ハマスが新政府を組織することになる」と語った。
25日実施の同評議会選挙の結果はまだ確定していないが、これまで自治政府を主導してきたパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの幹部は26日、過半数の議席を確保したとのハマス側の主張を認めた。
これによりイスラエルとの対決姿勢を打ち出しているハマスが新政府を主導することがほぼ確実。しかし、アッバス議長はイスラエルとの和平交渉再開に見通しがつかなければ、辞任する意向を示唆しているため、パレスチナ和平の行方は一段と不透明さを増すものと懸念されている。
そうした中、ハマスの各選挙区での躍進が次々と伝えられている。ハマス幹部の発言を総合すると、ハマスはガザおよびヨルダン川西岸地区で70議席前後を確保、勝利を収めたという。
西岸のヘブロン地区ではハマスが全9議席を獲得したほか、自治政府が置かれているファタハの牙城ラマラでもハマスが全4議席を確保した。未確認情報によると、ハマスは東エルサレムさらにガザでも圧勝したという。
この結果、ファタハの幹部で閣僚経験者たちも相次いで議席を失い、また、無所属での候補者たちもハマスの勢いの前に、ほとんどが落選している。
西岸地区のファタハ幹部は「残念だが、これまでの結果を民意の表れとして尊重せねばならない」と述べ、ファタハ支持者に自制するよう訴えた。
また、パレスチナの政治評論家タラル・ウカル氏は「今回の選挙はパレスチナにとって大きな分岐点となった」と指摘した上で、「われわれは今、新時代の幕開けを目の前にしている。パレスチナは団結し、新しい現実に立ち向かわねばならない」と考えを示した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1666452/detail