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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(22日)ダライラマがイスラエルを来月に訪問
★(23日)選挙のハマス勝利に備え政府が対策会議
★(24日)自治区では投票日を前に最後の選挙運動
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2006年1月22日(日)
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*米国国防省の職員が、ユダヤロビーに機密を漏らした罪で12年の刑。
罪を認めるかわりに減刑を受けた。この職員の行為は国家を害するた
めではなく、利益を与えるために行動したと判決は認めた。(H,P)
*自治区では25日の選挙に先立ち、治安部隊職員の投票が開始。EU
の監視団によると、監視員に対するテロ組織からの脅迫は続いている
が、選挙は問題なく実施できる見込みだという。(H)
*シリアのアサド大統領が、アラファト議長はイスラエルに暗殺された
と演説。また、ハリリ元レバノン首相暗殺事件の国連による調査への
協力は拒否する方針を表明した。(H)
*国防軍がガザからイスラエルへの侵入を目指していた3人のパレスチ
ナ人を銃撃し、うち18歳の少年1人を射殺。(P)
*国防軍は自治区での選挙に向けて西岸地区での軍事作戦を抑制し通行
制限を緩和中。自治警察との連携によりテロ組織による選挙妨害を防
ぎ、選挙実施に支障が無いようにする。(H,P,7)
*東エルサレム住民の投票のため、自治政府が有権者の登録手続きを進
行中。約6300人余りが登録すると見られているが、投票の方式な
どについてはまだ細部で交渉が続いている。(H)
*ワジ・アラでは警官に射殺されたアラブ系住民の葬儀。騒乱は無かっ
たが、住民の間では警官に対する怒りが高まっている。(H)
*ダライラマが来月にイスラエルを訪問する。訪問の主な目的は「集団
的責任」や「意識の訓練」などの集会を指導すること。イスラエルに
は多数の仏教瞑想のグループがある。(P)
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2006年1月23日(月)
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*ヘルツェリア会議に出席したリクードのネタニヤフ党首は、和平のた
めには譲歩が必要だと語り、西岸地区の一部の入植地は撤去すべきだ
との考えを示した。(H,P,7,I)
*リクードのネタニヤフ党首の政策が左傾化していることに反発し、リ
クード議員が新党結成の方針を表明。現在の右派政党はいずれも宗教
右派であるため、世俗右派の政党設立を目指す。(P)
*国防軍がガザでPRCのメンバー1人をミサイル攻撃により殺害。他
に6人が負傷したもよう。(H)
*イスラエルの獄中からファタハ候補として立候補しているバルグティ
が、アラブ局のアルジャジーラで演説。アラファト議長とヤシン師を
賞賛し、ファタハとハマスによる内閣の結成を呼びかけた。(H,P)
*米国やEUが、ハマスを含む自治政府は承認できないとの方針を確認。
米国では、テロ組織を含む政権は法により承認できない。(H,I)
*自治政府の選挙に政府が対策会議。ファタハが僅差で勝つと見られて
いるが、ハマスがファタハ主導の政権に参加する場合や、ハマスが主
導権を握る可能性も想定して、対策が検討された。(H,P)
*自治政府の選挙でハマスが過半数を取れば自治区は内戦状態になると
国防軍のハルツ長官が警告。ファタハがハマスにおとなしく権力移譲
をする可能性は低く、武力抗争は避けられないため。(H)
*米国政府がファタハを援助しているとワシントンポスト紙が報道。道
路清掃や緑化事業のための援助が、ファタハの選挙に向けた事業に転
用されているもよう。(H,I)
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2006年1月24日(火)
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*社会保険庁が発表した統計で、貧困が増加し国民の4分の1に達して
いることが判明。移民が減少したため貧困な高齢移民者は減少したが、
年金や福祉が減額されたため貧困は増えている。(H,P)
*西岸地区の入植者に十分な補償を払って移転を促すべきだと、労働党
のペレツ党首がヘルツェリア会議で提案。今日は、リクード党首代行
のオルマート首相代行が和平の見通しを語る予定。(H,P)
*自治区では、明日の投票を控えて各陣営が最後の訴え。選挙への関心
は非常に高く、投票率は85%に達すると予想されている。(P,H)
*ラマラ近郊で、道路に何かを仕掛けていた少年2人を国防軍が銃撃。
1人は逃亡したが、1人は負傷し病院で死亡した。(H,P)
*慈善事業家のブロンフマン夫人がニューヨークで事故死。ユダヤ人富
豪である同夫妻はニューヨークとエルサレムを往復しながら慈善活動
を行い、エルサレム市長から顕彰されたこともある。(H,P)
*ハマスの指導者ザハルが、第三者経由でのイスラエルとの交渉を容認。
今までハマスは、イスラエルとの交渉を否定していた。(P)
*国防軍高官だったウジ・ダヤン氏が立ち上げた新党タフニートが、具
体的な地図つきの詳細な西岸地区の一方的分離案を発表。(P)
*今後20年間のパレスチナ紛争の予想をイスラエル人に聞いたところ、
不変が48%、悪化が29%、改善はわずか22%だった。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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