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□街が収容所になる/ダール・ジャマイル [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001119;jsessionid=e98duixuz1
URUKNEWS イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2006/01/22(日)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆街が収容所になる ダール・ジャマイル
(前に紹介したワシントン・ポストの記事にも触れられている)
☆イラク:英軍がサドル師派と銃撃戦、1人死亡 サマワで
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☆★街が収容所になる ダール・ジャマイル
ATownBecomesaPrison
ダール・ジャマイルのイラク速報 2006年1月20日
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DahrJamail'sIraqDispatches
http://dahrjamailiraq.com
インター・プレス・サービス (IPS)
DahrJamailandArkanHamed
シニヤー発、1月20日、IPS:
バグダッド北方200キロにあるシニヤーの街の住民は、反政府勢力によ
る攻撃を防ぐために米軍が築いた長さ6マイルの砂の壁に怒っている。
(バイジ)市郊外の検問所で、35歳のエンジニアであるフアド・アル・
モハンディスは、「私たちの町は戦場になった」とIPSに語った。「多く
の家屋が破壊され、アメリカ兵が(レジスタンス)戦士のいそうな場所に地
雷を敷設している。多くの場合、無実の一般市民の家が近くにあるのに」。
第101空挺師団の兵士はほぼ毎日といってよいほど道路脇爆弾による攻
撃にさらされるようになった。
フアドは、今では米軍が午後5時からの外出禁止令を押しつけていると話
した。「多くの爆発が発生するもんだから子どもたちが怖がっている」と。
米軍パトロール兵を攻撃するレジスタンス戦士を孤立させようと、米軍は
街の周囲に大きな砂の堤防を築くため、1月7日からブルドーザーを使い始
めた。この地域からトルコへと伸びる石油パイプラインは、レジスタンス組
織からしょっちゅう破壊されているのだ。
米軍のとんでもない対応策が街の住民3000人の多くを激怒させた。
バイジ精油所で事務員をしている43歳のアミールは、「彼らはこんな手
段でレジスタンスの勢いを止められると思ってるんだな」とIPS特派員に
語った。「だが、こんなことをするからアメリカ軍はもっと多くのレジスタ
ンスを生みだすのさ。レジスタンスは彼らがイラクから立ち去るまで攻撃を
停止しないだろう」。
事務員は、この数日、家から出ることができず、シニヤー地区の外にいる
親戚を訪問することも、仕事をすることもできなかった、とIPS特派員に
話した。
米軍は巨大な砂の壁を計画を第1次世界大戦の戦闘にちなんで『ベルダン
作戦』と名づけた。占領軍は、サマーオール基地への迫撃砲攻撃でも、パト
ロール部隊への攻撃でも、この街が主要な出撃基地となっていると考えてい
る。
※訳註 ベルダンVerdun:第1次大戦で激戦地となった要塞都市
検問所は街の近くに設置され、イラク人の治安部隊があらゆる車を対象に
して兵器と爆発物の検査をしている。
トラック運転手のアブドル・カドルはある検問所で、「仕事にならんよ。
俺たちの収入はガソリン販売に頼ってるんだぜ」とIPS特派員に話した。
「ひどいもんだ。市は今や孤立させられ、レジスタンス戦士の出入りをとめ
ようといたるところに障壁が置かれている。米兵は外国人を捜して、わが家
にも毎日のように捜索に来るが、1人も発見できやしない」。
シニヤーで育ったアブドル・カドルは、彼も彼の隣人も「難民キャンプ」
に集められた感じだとIPSに語った。それはあたかも米軍がファルージャ
やサマッラの周囲に同じような壁を築いたあと、その住民が自分たちの都市
を描写した言葉のようであった。
ファルージャ市にイスラエル方式の軍事検問所が維持される一方、サマッ
ラ市には18キロにおよぶ壁が米軍によって建設された。米軍はカイム、ハ
ディッサ、ラマディ、バラド、アブ・ヒシュマといった都市でも同様の対処
をおこなった。
こうした治安対策は幾つかの街で何度か採用されたが、治安部隊への攻撃
は増えるのみで、ここ数ヶ月は1日平均100件以上になっている。
「アメリカ人はレジスタンス戦士がイラク国外からやって来ると思い込ん
でいるんだろう」とカドルは皮肉った。「そんなもんじゃない。唯一の現実
的な解決策は国民に統治をゆだねることだと彼らには判らないのかね?」。
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☆★イラク:英軍がサドル師派と銃撃戦、1人死亡 サマワで
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20060123k0000m030044000c.html
陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワの英軍報道官によると、サマワ市
内で21日、英軍とイラク警察の合同パトロール部隊が武装勢力の銃撃を受
け、銃撃戦となった。警察によると付近に停車していた車が巻き添えになり
炎上、男性1人が死亡した。英軍とイラク警察側に死傷者はなかったという。
警察幹部は、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師派の民兵組織が攻
撃を加えたと述べた。陸自を含む外国部隊のサマワ駐留に反感を強める勢力
は活動をさらに過激化しており、陸自の活動にも影響を及ぼしそうだ。
現場はサマワ市内のサドル師派事務所の近く。同派は陸自を含む外国部隊
に対し、市内をパトロールしないよう要求していた。
英軍報道官や目撃者によると、小銃のほかロケット砲や迫撃砲で武装した
武装勢力が、パトロール部隊を銃撃。交戦中に爆弾も爆発したという。
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イラクの産油都市の手ごわい相手/ワシントン・ポスト (後半) [イラク情勢ニュース]
http://www.asyura2.com/0601/war77/msg/782.html
投稿者 white 日時 2006 年 1 月 22 日 00:03:40: QYBiAyr6jr5Ac